烏の鎮魂歌

人の魂を天へ導く役目を負う葬送の一族・送り人が政治の舞台から退いて百年近く過ぎた時代。彼らは人々の記憶からも忘れ去られる存在になり、対する臣人の一族が権勢を誇っていた。


一地方の片隅で暮らす送り人の末裔クランは、幼いとき、深い森の底で、全てを失くした傷だらけの少年トルカと出逢う。
兄妹のように親しく育つ中、平穏な日常はトルカの心の傷まで癒していく。

しかし、そんな穏やかで幸福な日々は、ある日に終わりを告げた。

全てを喪い孤独になったクランは、今日もまた、送り人として責務を果たす。



三部構成です(一章=第一部トルカ篇、二章~?章=第二部クラン篇)
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