癒しの雫
第19回ファンタジー小説大賞 参加中!
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「俺は回復いらねえから。そもそも回復魔法師、信用してねえ」
魔法学校と剣術学校が合同で開く大会。優勝を目指しチームを組むことになった回復魔法師のアルルは、パートナーである剣士グレンから、いきなり存在を否定されてしまう。
祖母と二人で暮らし、薬草を売って生計を立てる心優しい少女、アルル。彼女は対人戦闘が大の苦手で、毎年恒例の合同大会の開催を憂鬱に感じていた。
「親友と一緒のチームなら、少しは頑張れるかもしれないのに……」
そんな淡い期待も虚しく、彼女が組むことになったのは無骨な剣士グレンと、無口な弓使いリュカだった。
これから共に戦うはずの仲間からの、突然の拒絶。不安と絶望の中、チームは最悪のスタートを切ってしまう。
なぜグレンは回復魔法師をそこまで憎むのか?信頼関係ゼロのチームで、アルルは自分の居場所を見つけ、勝利を掴むことができるのだろうか。心優しい少女の試練が、今始まる。
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