夜明けの空に乞う
太陽の昇らない国――燿国。
人々は、王宮の最奥に眠る”守り神”がいつか目覚めることを信じ、祈り続けていた。
長い眠りにつく守り神を目覚めさせるため、第三皇太子・李 月苑は数多の生贄を捧げ、自身の血と祈りをも捧げ続けていた。
すべては、母を殺した皇帝への復讐のために。
だが、守り神が彼に応えることはなかった。
贄として、ある奴隷が捧げられるまでは――。
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贄として、ある奴隷が捧げられるまでは――。
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