天厳の斂葬
人界と冥界を隔てる「門」より漏れ出ずる異形――妖害(ようがい)。
人を無慈悲に喰らい、人界を彷徨う化け物。
捨て子のレンは師であるドウガイとの暮らしの中、妖害により大切な者達を奪われる絶望を味わう。
そんな化け物を、無慈悲に、しかし正しく屠ったのは、天子直属の私設兵組織「天厳府(てんげんふ)」の男・ジンユだった。
大切な人を失い、失意の底に立たされていたレンだったが。天厳吏の責務を知り、その道を志す。
またドウガイも、天子の命により逃れられぬ運命として共に天厳府へ向かう。
天に亀裂が入り、冥界の悪意が溢れ出る。
若き天厳吏・レンの、「斂葬(れんそう)」が今、幕を開ける。
※本作に登場する「三界」や「天道」等の概念は、アジア圏の思想をモチーフにした独自の創作設定であり、実在の宗教や歴史上の事実とは関係ありません。
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