憂キ世ノ華ノ狂イ咲キ1 -ten years ago.-
舞台は、今とは異なる歴史を歩んだ日本。かの"大戦"終盤、軍部は戦力増強の為に日本各地に封じられていた妖怪を解き放ってしまう。
しかし、軍人に妖怪を掌握する力はなく、東京は妖怪達に外国の軍隊ではなく妖怪によって壊滅させられた。
復活した妖怪達を調伏するべく、一時は廃止されていた陰陽道並びに陰陽師が復権。
間もなく、日本改め日ノ本(ひのもと)は陰陽師が中心となって国政を取り仕切る京都の"朝廷"と、数多の妖怪を傘下に収めた鬼の一族が支配する鬼ヶ島の"幕府"に分断され、血で血を洗う殺戮が繰り返されるようになる。
"幕府"の序列二位にして軍事権を委ねられている鬼、覇桜義経はある晩春の宵、"幕府"に楯突く鬼を討伐せんと軍勢を率いて因幡国に出向いたが、あの一歩のところで獲物を取り逃がしてしまう。
何としても首を獲ろうと探し回っているうちに、得体の知れない結界を破ってしまった鬼の前に現れたのは、見目麗しい一人の巫女だった。
この日、出会わなければ良かった、出会うべきではなかった二匹の獣の物語が幕を開ける。
ブルスカより来ました、なっちです。最後まで読みましたー!!!凄かったーーーです!
ベースになってる歴史用語や設定などなどが堪らずめっちゃ楽しかったです。ファンタジーなのにスルッと入ってくるのとネーミングのセンスがあまりにどストライクすぎまして……!楽しい世界!!とんでもない時代すぎて好き。闇が深いほど光も強くなるから良いのです(?)
百合さん蓮さん普通にガッツリ許されないことしてるのに見てて切なくなりました。ヴィランしてるけど、なんか、そうならざるを得なかった果ての物語で、こう……一概に擁護できないけれどそれがまた人間臭さがあって、よい悪役っぷりでした。義経が最初っから最後まで全然興味無いし全く名前呼ばないのがもうさ……酷い話だね笑
義経と静夏、二人の幸せがスタートから崩壊してるのここも地獄だな……と。
だからこその第十二章めちょ最高でしたね……これで止まれてる(止まれているのか?)(子供できちゃったから今止まっても)義経様しゅごい。この二人最初からちゃんとノンストップで大好き合ってるのになんでこんなひいひい辛い思いしてなきゃいけないんだァもっとしてェの相反する感情が共存。たのしい。
頼朝と執権てめえらこら!!の気持ちがありながらも、これでまたこのお話が盛り上がってるのも事実で……黒塚さんずっと苦労人だ元気だして欲しい。なんか、なんだろう腰痛に効く薬とか頭痛薬とか処方してあげたい(効くかは知らん)
そして義経サイドの苦労人弁慶と、バーサーカー?伊夜ちゃんが結構好き。狂い果てていて好きでした。怖いけどかわいい。
蒼依兄妹の最期ね……ちょっとあまりに残酷だけど、まあ、因果応報だし……を軽々と超えて泣きそうになっちゃいました。影鬼怖い、でも先制攻撃はそっちだったと思うし。そしてこんなにも恐ろしい存在、義経様もそうだと思うと悲しくなってきてしまっていっそう静夏さんとお幸せに過ごしていて欲しい。兄ニモマケズ。頼む。
とりあえず両思いになって子供も生まれたけど蒼依一族のことくらいしか解決していない……(東国が焦土になったのはまあ仕方ない)まだ全然余裕で先が怖い……でも
楽しいお話と出会えて嬉しいです!また夫婦のいちゃラブも楽しみにしています( ^^ )
※一応見返したんですが漢字間違っていたらすみません……
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