転生、からの下剋上。誰も知らない無能スキルは、実は誰もが知っている伝説スキルだった……? わかんないので、とりあえず取扱説明書くださいっ!!

暁 空雅は、世界的な芸術家だった……のだが、ある日突然、異世界に転生させられてしまう。
目覚めた空雅は、戸惑う間もなく強面の男に強制連行され――

「……聞いたことがないスキルじゃ、無能スキルかのう……?」

――奴隷として売り飛ばされる危機に直面する。

『こっちだよ!』
「これが俗に言う天啓というやつですね! 凄いです!」

咄嗟にその声に従い、難を逃れたは良いが、スキルについてほとんど何もわからない!
深い森の中、精霊に見守られながら空雅は叫んだ。

「取扱説明書、カモン、プリーズ、召喚っ!」
「あのさー、そんな雑に呼び出さないでくれるかなぁ」
「……ぇ?」

こうして(?)空雅は、広い世界へと旅に出るのだった――。

※この作品はフィクションです。
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