サメに芸を教える事は困難である。
負けた相手は、昼寝しているサメだった。
仕事に疲れ、逃げ出して、地方の水族館に来てみると…
ドチサメと目があった。
水槽の底でじっとうずくまるようにしている、ドチザメ。
……嗚呼、お前もか……
勝手に親近感を持ったものの、どうやらドチザメの方が偉い、という事に気が付く。
*『海を運ぶ』と同じ書き出しですが別作品です。
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