推しの救助費は六千万円。払えるわけない限界無職女は100均ホウキ一本で女性アイドル配信者を助けに行く
田中紅亜(くれあ)が愛する推しの女性アイドル配信者が、ダンジョンで襲われた。
食人植物に全身を拘束され、精神を保てるのはあと十日。だけど警察は動いてくれない。民間の救助費用は六千万円。無職の紅亜に払えるはずがない。
だから紅亜は、自分で助けに行くことにした。
持っていくのは、100円ショップのホウキとチリトリ。
ブラック飲食店で心を壊した紅亜は、ご先祖さまが支配する「六畳間ダンジョン」に居候し、家賃代わりに毎日掃除をしていた。濃い瘴気の汚れや巨大な虫を片づけ続けるうちに、自分でも知らないまま規格外の強さを身につけていたのだ。
酒を愛する限界無職女が、推しを無事に連れて帰るため、死のダンジョンへ殴り込む。
そして助けた女たちから、なぜか次々と重すぎる愛を向けられ――救えば救うほど、紅亜を頂点とする百合ピラミッドが築かれていく。
無自覚最強×ダンジョン救助×ガールズラブ。
※欠損を含む強めの残酷描写があります。
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この物語はフィクションです。実在の人物・団体とは関係ありません。