ゼノビアの宝石箱 ~シルクロードを巡る煌めきの物語~
ユーラシア大陸の東西交通路は、古来からヒトやモノ、宗教などが行きかってきた。
その煌めきと貴重さで人々の羨望の的、富の象徴、愛の証、そして争いの火種となってきた宝石もまた。
歴史のはざまに現れ、消えていった物語のかけらたちをお届けします。
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第1章 翡翠行旅
第2章 琥珀哀歌
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