暁の空に浮かぶ月
高3の秋、クラスメートの1人が自殺した。
無気力で無関心だったその頃の俺は
「ふーん…。リタイアしたんだ。」くらいにしか思わなかった。
あの時のあの場所からやり直せるなら…悪魔に魂を売ってでも
後悔のない道を選んだと思う。
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