小国プランタンの姫ローズは大輪の薔薇のようだと称される美貌を携えて大国パレットの王子で白皙の美青年ブランの元に妃となるべくやってきた。
おとぎ話から抜け出したように美しい二人は皆から祝福される。
しかしローズはいつも優雅に微笑むブランにうさん臭いものを感じて、とある薬を飲ませようとする。
それは『真の姿をさらけ出す薬』で――。
※この作品は『すなもり共通プロット企画』参加作品であり、提供されたプロットで創作した作品です※
文字数 11,725
最終更新日 2022.09.17
登録日 2022.09.16