効き過ぎ惚れ薬小説一覧

1
1
恋愛 完結 短編 R18
 私はエブランシュ侯爵家の次女でアリスと申します。  侯爵家の産まれとはいえ、比較的自由にのびのびと育ちました。    お母さま似のグレースお姉さまは、社交界きっての美女。クセの無い真っ直ぐな金髪に、透き通る青空みたいな瞳。白い陶磁器のようなすべすべのお肌は全女性の憧れの的です。  美しいお姉さまはお母様の自慢の娘。いつも夜会やお茶会に連れ出しています。ですが、仲の悪いお祖母様に似ている私のことは、お母様は嫌いなようです。  私はあまり社交界に顔を出すことも無く、お母様にはずっと無視されてきました。  ですが、私は使用人の皆さまに大切に育ててもらい幸せです。  お姉さまとの仲も悪くはありません。    グレースお姉さまは、明るくて可愛らしい性格。いつも、私のことを可哀相だと気遣ってくださいます。    ある日、お姉さまに婚約する予定の殿方との顔合わせに同席して欲しい、と頼まれました。  お姉さまはその方のことがあまり好きでは無いようです。  渋々、その場に同席することになったのですが、私はそこで初めての恋をしてしまいました。  そして、惚れ薬を飲んでしまったことなんて知らず、私の恋は暴走していったのです。 ※R18です。苦手な方はご注意ください。 ※ゆるゆる設定のご都合主義です。
24h.ポイント 92pt
小説 10,945 位 / 184,221件 恋愛 5,020 位 / 56,033件
文字数 51,064 最終更新日 2023.01.31 登録日 2022.06.30
1