徐々に明らかになる二度目の人生の真相小説一覧

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五歳のある日、俺は思い出した。 前世で日本人だったことを。 だが周りを見回してみれば、高いビルに高速で行き交う車。家に帰れば靴を脱いで家に上がる―― また日本人じゃないか。 こういうのは普通、異世界に転生するもんなんじゃないのか? いや待てよ。 前世の知識がある分、俺は周りの五歳共より三十年先を行ってるわけだ。 これって、チートなんじゃ――? そう気が付き、歩み始めた新たな人生。 だが、前世の自分に関わることはまったく記憶にない。 前世でどんな人生を送ったのか。 前の家族はどこで何をしているのかも気になる。 そうして俺は、この体について、そして何故今ここにいるのか、その理由を知っていく―― ========== 不定期更新ですが、五月末頃完結予定です。
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文字数 75,117 最終更新日 2023.05.31 登録日 2023.04.30
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