世界最後のヒーローごっこ小説一覧

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「残り1ヶ月程でこの地球に大型の隕石が落ちてきます。現状の打開策はありません」 何気ない1日だと思っていた。 けれどそんな1日はそんな1つのニュースで終了を迎えてしまった。 人間はこういう事態に陥ると自己中に行動してしまうものだ。 殺人、強盗、その他人間の本性が見えてくる。 特にしたいことの無い俺は家に置いてあるヒーロー漫画を読むことにした。 俺は小さな頃からヒーローに憧れていた。 この混乱した世界では助けを求める声が数え切れない程存在する。 だったら、憧れたヒーローになって助けられる範囲で助けようじゃないか。 そんな考えがまとまった俺は戦闘武器、食料、水をカバンに詰め込み、青色の帽子を被り家を出る。 ​── 俺は俺のこの選択に…悔いは…無い。
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文字数 4,481 最終更新日 2024.03.31 登録日 2024.03.10
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