視覚障害 小説一覧
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その男は全盲だ。白い杖、白杖(はくじょう)をつき仕事を終え自宅の最寄り駅を出て階段を降りていると後ろから誰かに押され転びそうになるもなんとか会談を降りた。しかし周囲の音の情報がありえなかった。そう、そこは異世界だった。
途方に暮れるが運よく冒険者に保護され首都オリスメイに向かうこととなった。その男の名は「朝霧康人(あさぎりやすひと)」
彼はこう言う、俺はおっさんだけどおっさんじゃない。康人のヤッさんだ」と。
この旅の途中で康人は不思議な能力が開眼した。それは見えない目に、盲目のその瞳に命が炎として見える能力だ。
その能力を検証しながらオリスメイに向かった。オリスメイでは奇妙な事件が起こっていた。気が狂ったように暴れだす者たちが毎日現れていた。
そしてそこにはギルド総本部のグランドギルドマスターのエルフの少女がいた。
そして、偶然なのか、康人とエルフの少女、二人は奇妙な意図で結ばれていた。
文字数 26,531
最終更新日 2025.12.06
登録日 2025.11.30
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進藤 海は、売れないバイオリン奏者だが、別の顔を持っていた。YouTubeで、シーイとして、親友の寧大と歌手活動を行っていた。ある日、盲導犬を連れた視覚障害の澪と出会う。彼女は、声を色で、感じる能力を持っていた。彼女は、シーイは、海である事に気がつく。次第に、引き寄せ合う二人。澪は、父親の会社の広報室で働いていた。海のアイディアで、モデルデビューする事に。同じ頃、親友の寧大の謀略で、歌手デビューする海。何とか救い出そうとする澪。心を入れ替えた寧大は、海を開放するが、恩人の榊の紹介で、自分によく似たバイオリニストの少年と出会う。その頃、澪の目を失った交通事故の犯人が、叔母である事がわかって。
文字数 183,244
最終更新日 2025.06.22
登録日 2024.04.06
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