忠義と裏切り 小説一覧
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『処刑された王女、時間を巻き戻して復讐を誓う』
https://www.alphapolis.co.jp/novel/738510288/656001544
即位から二年。
かつて処刑された王女セリーヌは、女王としてリオネール王国の再建に尽力していた。
だが、隣国ヴァルディア帝国が「女王の即位は不正」と告発し、国境地帯に軍を集結。
さらに国内では、旧貴族派の残党が帝国と密通し、再び混乱の兆しが広がっていく。
戦を避けたいセリーヌは、外交交渉と情報戦に挑むが、敵の策は深く、信じていた者の中にも裏切り者が潜んでいた。
やがて、帝国の影の背後に“かつて時間を巻き戻した女神リュミエール”の干渉が見え始める。
女神が与えた「加護」は、世界の均衡を狂わせた。
そして今、国そのものがその代償を支払おうとしている。
――守るために剣を取った者が、いつしか支配の刃を振るう。
復讐の果てに玉座を得た女王が、今度は正義と統治の間で苦悩する。
戦火の王都を舞台に、
力と理想、愛と忠義、そして“赦し”を問う第二章が幕を開ける。
文字数 100,146
最終更新日 2025.11.15
登録日 2025.10.26
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アリシアは、王家の末娘ながら虐げられた生活を送る王女。ある日、祖国を救うため隣国との政略結婚を命じられ、姉の代わりに嫁ぐことになる。相手は冷徹と噂される隣国の王太子レオニード。初対面でアリシアの聡明さに驚いた彼は興味を示しつつも、距離を保とうとする。一方、宮廷ではアリシアを陥れようとする陰謀が渦巻いていた。孤立しながらも毅然と振る舞い、困難に立ち向かうアリシア。次第にレオニードとの絆が芽生え、互いに支え合うようになる。しかし、隣国の陰謀と反アリシア派の策略が二人の関係を大きく揺るがしていく。
文字数 43,393
最終更新日 2025.05.31
登録日 2025.05.04
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