自由に生きたい 小説一覧
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父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。
異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。
ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。
残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、
同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、
追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、
清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……
文字数 47,036
最終更新日 2025.11.28
登録日 2025.09.21
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魔法が希少な世界。
生後数ヶ月で修道院の前に置かれていたジーンは、ジーンが魔法が使えると思い込んだ修道女見習いに攫われ、売られてしまう。
ジーンが売られた孤児院は、魔法の素質のある幼子を攫ってきて、スキル授与の儀で魔法スキルが発現した幼子を高値で売りさばいている犯罪組織の拠点の一つだった。
スキル授与の儀で水晶に映し出されたジーンのスキルは【てのひらまほう】だった。
‟まほう”と名の付くスキルだったことに歓喜した孤児院の院長だったが、いざ魔法を使わせてみると、てのひらの上に小石や泥、枯れた草や埃しか生成できない魔法だった。
孤児院の院長はジーンがたいした金にならないとがっかりしたが、「魔法が使える見目の良い幼児」として売りに出せば、‟嘘はついていない”し、魔法が使えない見目の良い幼児よりは高く売れるだろうと思い直して、少しでも高値で売るために、ジーンをオークションにかけることにした。
自分が売られることを知ったジーンが、逃げ出す機会を探り続けていたことを知らずに。
文字数 9,397
最終更新日 2025.11.23
登録日 2025.11.14
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