視線エロ 小説一覧

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ようこそ、マンダラヤへ。

人の欲と色が渦巻く花街―― 男妓楼が軒を連ねる遊郭《曼荼羅屋》。 その一角で、団子屋を営む少女・可憐は生きている。 身体を売ることはない。ただ団子を運び、笑顔を向けるだけ。 けれど、この花街ではそれすら安全ではなかった。 男たちの視線。 欲望。 甘い言葉と、逃げ場のない距離。 可憐は知らぬ間に、“狙われる存在”になっていた。 獣のような執着で迫る男、日向陽炎。 危険な香りを纏い、恐怖と快楽の境界へと可憐を引きずり込む。 「乙女を散らしてやろうか?」 その言葉に震えながらも、目を逸らせない自分に気づいてしまう。 野生的な色香と狂おしい独占欲を秘めた男、翡翠朧。 守るために壊れ、壊すために愛する―― 抑えきれない感情が、理性を踏み潰していく。 「可憐以外、大切なものが見当たらない」 優しさの仮面の下で、最も冷酷に盤面を動かす男、月白麗蘭。 包み込むような言葉と視線で、逃げ道を塞いでいく策士。 「欲しいものを、欲しいと言っていいのよ」 恐怖。 安らぎ。 背徳。 そして、抗えない渇き。 可憐は次第に思い知る。 自分が“愛されること”を恐れながら、 同時にそれを求めてしまっていることを。 ここは、複数の男に抱かれることが許される世界。 拒めば壊され、 受け入れれば堕ちていく。 視線に絡め取られ、 心理を暴かれ、 欲望に追い詰められる―― これは、 逃げ場のない花街で、 三人の男に執着されながら、 愛と欲の狭間でもがく少女の物語。 甘く、苦く、息が詰まるほど濃密な ――視線と心理が支配する逆ハーレム譚。
恋愛 連載中 長編 R18
感想数 0 文字数 34,752 最終更新日 2026.06.04 登録日 2025.12.15
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