実在地名 小説一覧
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【重要:公開にあたっての注記】
本作は、拙著の『【完結】本当にあった怖い話 ~実話怪談集『図書館の“あれ”』・『旅先の怪』・『負のパワースポット』~』収録『図書館の“あれ”』において断片的に語られた事象を、その後入手した「最新の調査資料」および「失踪者の通信ログ」に基づき、時系列を追って再構成した【長編リライト版】です。
短編版では語りきれなかった「外堀沿いの呪術的構造」や「不可解な流出映像の真実」に迫る、本事件の決定版となります。
また、本作は他サイトにて公開した記録に、新たに発見されたログの書き起こし、および未公開の画像資料を反映させた【最終改稿版】となります。
知人から託されたのは、ある失踪事件を巡る断片的な通信記録と、極めて支離滅裂な手記でした。
その資料には、私が以前発表した実話怪談への異常なまでの執着と、戦慄すべき符号が綴られていました。
私は、この失踪者が残した“空白”を埋めるため、一人称の物語として再構成せざるを得ませんでした。これはもはや、私一人の創作ではありません。
あの日、外堀で“何か”に接続してしまった者たちとの共同作業です。
固有名詞は仮名ですが、凄惨な事実は可能な限り再現しています。
※閲覧は自己責任でお願いします。読後に生じた体調不良等の責任は負いかねます。
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【閲覧注意】現在、千代田区周辺の大学で起きている事案について
本記録は、2025年11月以降、東京都の外堀沿い(市ヶ谷・四谷・飯田橋)にある大学図書館で相次いで報告されている「異常事態」の調査報告書である。
発端は、SNSに流出した防犯カメラ映像だった。
深夜の書庫、壁を凝視したまま静止する者。
顎が外れんばかりに口を開け、天井を仰ぐ学生。
大学院生・芦沢紗月は、その怪異を追うなかで、ある実話怪談へ辿り着く。
中臣悠月・著『図書館の“あれ”』。
そこには、かつて同エリアで起きた院生の凄惨な末路が予言のごとく記されていた。
精神の崩壊。脳の疾患。そして――説明のつかない死。
江戸城外堀の曲線に沿って、目に見えない「汚染」が広がっているのか。
これは単なる都市伝説ではない。
もし今、あなたの隣にいる学生の目が焦点を失っていたら。
あるいは、あなた自身が原因不明の頭痛を感じていたとしたら。
「読んで、いいのか?」
そう疑念を抱いた時点で、あなたもすでに「接続」されている。
文字数 1,560
最終更新日 2026.03.01
登録日 2026.02.28
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