ダークファンタジー冒険 小説一覧

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【外つ星】星は"遠い火"じゃない、行ける場所だった ~村ごと世界から消された俺は、空に隠された大地の地図を頼りに、俺を狩る観測院の壁を越えて

氷の壁に閉じ込められた世界の底、〈底〉。 三年前、アトの村はひと晩で"消えた"。畑も、水車も、母の顔さえも。たった一人、消し忘れられたように生き残った少年は、「わざわいの子」と呼ばれ、誰にも名を呼ばれずに生きてきた。遺されたのは、壊れた星羅針盤ひとつ。それを託した渡り人カムイは「先に行って、待ってる」と言い残し、壁の向こうへ消えた。 ある夜、少年は気づいてしまう。頭上の星々は"遠い火"ではない――壁の外に実在する大地であり、星図は隠された世界地図なのだと。そして星空の中に、どの名も届かない空白がひとつ。あれは、消された俺の村だ。 外を知った者を狩る「観測院」の査問官に追われ、少年は誰も帰らない氷壁の外へ駆ける。武器は、消されたものを一瞬だけ"在らせる"力。代償は、使うたびに自分自身が永久に凍えていくこと。 消えた師の足跡を追い、夜ごとひとつずつ消えていく星の謎を数えながら――創られた者が、いつか"消す側の筆"を奪うまでの物語。 ※毎朝更新(第一部完結まで) ※本作はカクヨムにも掲載しています。
ファンタジー 連載中 長編
感想数 0 文字数 9,129 最終更新日 2026.07.11 登録日 2026.07.11
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