世界の秘密 小説一覧
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【外つ星】星は"遠い火"じゃない、行ける場所だった ~村ごと世界から消された俺は、空に隠された大地の地図を頼りに、俺を狩る観測院の壁を越えて
氷の壁に閉じ込められた世界の底、〈底〉。
三年前、アトの村はひと晩で"消えた"。畑も、水車も、母の顔さえも。たった一人、消し忘れられたように生き残った少年は、「わざわいの子」と呼ばれ、誰にも名を呼ばれずに生きてきた。遺されたのは、壊れた星羅針盤ひとつ。それを託した渡り人カムイは「先に行って、待ってる」と言い残し、壁の向こうへ消えた。
ある夜、少年は気づいてしまう。頭上の星々は"遠い火"ではない――壁の外に実在する大地であり、星図は隠された世界地図なのだと。そして星空の中に、どの名も届かない空白がひとつ。あれは、消された俺の村だ。
外を知った者を狩る「観測院」の査問官に追われ、少年は誰も帰らない氷壁の外へ駆ける。武器は、消されたものを一瞬だけ"在らせる"力。代償は、使うたびに自分自身が永久に凍えていくこと。
消えた師の足跡を追い、夜ごとひとつずつ消えていく星の謎を数えながら――創られた者が、いつか"消す側の筆"を奪うまでの物語。
※毎朝更新(第一部完結まで)
※本作はカクヨムにも掲載しています。
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文字数 36,807
最終更新日 2026.07.19
登録日 2026.07.11
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落ちこぼれ予言者と、世界を救うただの少年
1000年に一度現れるとされる“世界を救う英雄”は──少女だった。
けれどその少女・フィノは、予知の才能はあるのに「未来が見えるほど未来を変えたくなる」変わり者。
そのせいで、予言者の名家から追放され、辺境で暮らしていた。
ある日、彼女は王都から逃げてきた少年・レントと出会う。
「僕には、何の力もない。でも……世界が壊れるのは、いやだ」
その言葉を聞いたとき、フィノの予知が初めて“変わった”。
それは“少年の選択によって未来が救われる”という予言──。
神々が封印した力。
人間に課された“罪”。
少女の予知と、少年の行動が交差する時──世界の理が揺らぎ始める。
ふたりは手を取り、ただの“人間”として、運命に抗う旅へ出る。
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文字数 16,126
最終更新日 2025.06.18
登録日 2025.05.31
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