羽ペン 小説一覧

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魔法のインクと羽根ペン

少女が描いたのは、優しすぎる奇跡だった。 貧しい家庭に生まれ、いつもひとりぼっちだった少女。 ある日、彼女の前に“マージン”と名乗る妖精が現れ、不思議なインク瓶と羽根ペンを渡す。 「空に描いたものは、現実になる――」 少女は魔法の力で猫を生み出し、それをきっかけに困っている人々を助け始める。 壊れた物を直し、必要な物を描き出し、誰かの笑顔のために力を使い続けた。 しかし、人々は次第に少女の力を恐れるようになる。 「あの子は魔女だ」 善意は疑念へ変わり、やがて少女は町の人々によって火あぶりにされてしまう。それでも少女は、最後まで誰ひとり恨まなかった。 これは、“優しすぎた少女”の、静かで残酷な童話。
児童書・童話 完結 短編
感想数 0 文字数 1,195 最終更新日 2026.09.12 登録日 2026.09.12
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