珍奇植物小説一覧

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特に趣味もなく、色恋沙汰にも疎く、突如声と職を失った笹森すみれ24歳。 ないない尽くしのすみれは、失意のまま田舎で愛猫と暮らす祖母の元に転がり込む。 そしてある晩のこと。 声を奪う呪いを解き、植物店での仕事までもを紹介くれたのは、祖母の愛猫こと猫又のあけび様だった―― 好青年が営む植物店を舞台に、植物素人の奮闘が始まる。 ふてぶてしくも憎めない猫又、あけび様。 ぞっとするほど美形な店主、月隠千秋。 店を訪れる様々な馴染みのお客さん。 一風変わった植物たちが、人々の心を結び付けていく。
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文字数 123,131 最終更新日 2019.04.22 登録日 2019.03.31
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