転生チートなし小説一覧
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神が人間同士の争い事を楽しみたいが為だけに造られた、四大精霊が宿る銃。神は、それを人間に使わせる為に、天使という使いをも造った。
その銃を使えば、どんな人間にも精霊の力を使った物理攻撃が可能となり、天使は、使用者となる人間、その人間に銃の使い方を教える指南役となる人間、ニ種類の契約を結ぶ。
屋敷の女主人とその娘達に、虐待を受けながら執事を続ける青年、ゼロ。彼の目的は、家人に毒を盛り、末永く苦しめた後に、屋敷に取り憑く怨霊となること。そんな彼の、もう一つの仕事が、四大精霊銃の指南役だった。
ゼロの元に送られてくる、生霊状態の仮使用契約者。彼は、なるべく天使の思惑に反するよう、仕向けていく。
一方、異国の島で暮らす娘、緋亜は国の結界を守る五本柱の一人として生きていた。
彼女は親に捨てられ、湖に巣食う妖しの生贄にされそうになったところを、当時の五本柱であった、ケイに助けられ、その後継者として育てられた。
しかし、育ての親ケイは、ある日急死してしまう。その後一人で暮らしていた緋亜の元に、ケイと異形の島の巫女王との間に生まれた、アオがやってくる。生まれ故郷の島に帰れないアオは、緋亜と共に街で働きながら生きていく。
ゼロが天使から得た報酬である毒草から、緋亜と島で出会うことになる。緋亜は、ゼロに暗闇から抜け、本名のレオンとして生きて欲しいと伝える。
ゼロは、レオンとして、緋亜の隣で生きる事を選び、屋敷を出、天使との契約も破棄する。
そして、異形の島では、王位継承で揺れていた。巫女王の跡継ぎは、彼女の実子ではない為、島を支える特別な力がないのが、その原因だった。
その特別な力を持つアオは、再び故郷の島に戻り、王の一族を支えることを誓う。
緋亜の隣で生きることを望む、レオンとアオ。そのどちらも大好きな、緋亜。三人は、同じ街で共に生きていくのであった。
文字数 110,740
最終更新日 2022.12.29
登録日 2022.12.25
きらめきの双子神が信仰されるこの世界では、数千年に一度生まれる双子は神の化身だと言われていた。
先に生まれた者は創造神、後に生まれた者は破壊神の化身である。
そんな時、二つの国に同時に、しかも王族に双子が生まれ、その二つの国は勢力を確固たるものとする。
主人公のルトは、どちらの国にも属さない田舎の村で、幼なじみのリルと一緒に、ルトの祖父とリルの祖母に育てられていた。
だがある日突然、村は襲われ、炎に包まれる。
そこへ二人を助けに来たのは、何故か破壊神の化身である一人、エミリィ。
祖父とエミリィはお互いに笑い合い、そのままルトとリルの二人だけ助けられる。
これはルトの復讐心、そしてそれを支えるリルと周りの物語。
復讐の結末は、何処へ向かうのか。
文字数 127,597
最終更新日 2020.02.21
登録日 2020.01.30
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