若さゆえの愛 小説一覧
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藤田功介32歳はふたりの女性と秘密の社内恋愛をしていた。ひとりは自由奔放でオレンジのように明るく弾けるような女の子、金沢茜25歳。茜は功介にぞっこんでグイグイくるタイプ。一方、安西晴子34歳は大人の色香漂うしっとりとしたアイリスのような女だった。若い頃の甘く切ない恋愛模様。それはゴーガンがタヒチに行く前に自分の画風に悩みながら描いていたであろう静物画、『青いアイリスとオレンジとレモン』に投影した三角関係の恋であった。より強烈な美を求めて原色の南の島、タヒチにすべてを捨てて渡るゴーガン。それぞれに異なる恋愛感を持つ三人の愛の行方を描いた小説です。
文字数 1,401
最終更新日 2025.10.12
登録日 2020.08.18
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私の美貌を男は讃えた。最初の恋人に、次の婚約者。どちらも私を気に入ったらしい。
どちらもなんとなく付き合い、私の美貌を磨くのにちょうど良かった。踏み台だ。
着飾り、社交界へ出て、極上の男の存在を知った、私の変化。
文字数 361
最終更新日 2021.05.29
登録日 2021.05.29
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