祭壇小説一覧

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ホラー 完結 ショートショート R15
連日30度を超える夏休みのお盆期間。山々に囲まれた小さな村に住む女子中学生達の間で、とある都市伝説が囁かれていた。 その都市伝説は、毎年8月15日に行われる儀式めいた死者を招いて見送るお盆時期のお祭り『彼岸祭』についてのことだった。 『彼岸祭』とは、お盆期間の期間中に行われる毎年恒例の村行事のようなものである。その最大の特色はお盆期間中にある夜6時以降、山の頂にある神社より盆提灯の光を携えて霊達が村に降りて来ることにある。 生贄役の少女が祭壇の中で一晩を明かすと言うもので、閂をさされて祭壇に閉じ込められ一晩を過ごすというだけの行事である。 勿論毎年恒例であり、少女の身に何かが起きると言うわけではない。 しかし、これに伴って別の都市伝説が噂として広まっていた。それは『祭壇の傍にある橋の下で丑三つ時に蝋燭を立てて盆踊りをすると異空間に閉じ込められる』と言うものである。 いつから広まったのか、誰が広めたのか分からないが、閉鎖された村で退屈な毎日を過ごしている女子中学生達にとっては興味惹かれるものではあった。 もっとも、丑三つ時に浴衣を着て盆踊りを踊る事を許す親など居ないのだが、一人、一人暮らしをしている女の子が深夜に試そうとしていた。
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小説 184,456 位 / 184,456件 ホラー 6,779 位 / 6,779件
文字数 3,444 最終更新日 2023.08.21 登録日 2023.08.21
魔法があって、マヤ文明くらいの古代文明のある異世界に引っ越してきた主人公ライト。 村には石のピラミッドのような祭壇があった。 でも、あの祭壇はUFOの発着場に見えないか? 自然と魔法に溢れた世界、社会はあるけど、素直な性格のみんなが生きている世界。 そんな世界のはずだったのに、地球から引っ越してきたライトだけが、その違和感に気付いてしまった。 実はそこは、超文明・超技術が自然に、人々の文明に隠れている世界でした。 でも 人々に気付かれないように、うまく調和がとられていたので、誰もそのことには気づきません。 ライトはその文明を解き明かそうと冒険の旅へは出かけません。 そんな異世界で暮らし、ちょっとだけ色々あったようですが、そのまま年を少しとり、お兄さんになりました。 でもある日、王国より王女様が訪ねてきて、物語が始まってしまうのです。
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小説 184,456 位 / 184,456件 ファンタジー 42,362 位 / 42,362件
文字数 24,602 最終更新日 2020.11.10 登録日 2020.11.05
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