ミステリー 大逆転 小説一覧
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木嶋アオは大学2年生の帰国子女。20歳の誕生日を恋人にお祝いしてもらって帰宅すると、父と家政婦の不倫に取り乱す母の姿がそこにあった。その時、突然起きたタワマン火災。アオは慌てて避難した先で、恋人と親友の裏切りを目撃してしまう。親友と恋人からはバカにするような言葉を掛けられ絶望する中、火元の最上階から飛び降りた男の正体に衝撃を受けた。彼はアオが密かに憧れを抱いていた「社長」だった。地獄のような光景に呆然としていたら、母が不倫相手に襲いかかろうとしていた。アオは咄嗟に赤子を抱いていた不倫相手を守り、母にアイスピックで刺されてしまった。意識が遠のくと、アオは日本に帰国した1年ほど前に回帰していた。彼女は自分を裏切った者への復讐と憧れの人を守ることを心に誓った。
文字数 75,669
最終更新日 2025.10.21
登録日 2025.10.21
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大学生の別当光智(べっとうみつとも)には二つの顔があった。
学生専用の安アパートに住む貧乏学生としての顔と、巨額資金を動かし、企業買収を謀る投資家としての顔である。
実は、彼は香港の大実業家・周英傑(シュウ・インチエ)の息子であり、四年前、故有って島根の名家・別当家に養子に入っていたのだが、これには彼の知らない深い思惑が働いていた。
ある日光智は、親友である結城真司の誘いでサンジェルマンという喫茶店に赴き、そこで知り合った上杉母娘の宿願である、新店舗用の土地入手の手助けをしたのだが、その直後、彼の周囲で二つの殺人事件が相次いで起こる。
一つは投資仲間だった堀尾が浴槽で変死し、もう一つは上杉に土地を売却した加賀見が刺殺されたのである。加賀見殺人事件は、光智が第一発見者となる因縁も含んでいた。
光智は、この因縁浅からぬ二つの殺人事件の解決のため、その類まれな推理力を以って警察の捜査に協力して行くこととなった。
二つの殺人事件には、奇妙な一致点があった。殺害された二人は、共に『BM』の文字を残していたのである。
BMとはいったい何を示しているのか。
別当光智のイニシャルがBMということで、第一発見者から容疑者扱いに移行されたように、真犯人のイニシャルを書き残していたのだろうか。
光智は警察の捜査に協力し、推理を深めて行くが、しだいに思いも寄らぬ方向に進展して行くのだった。
文字数 26,318
最終更新日 2019.04.12
登録日 2019.04.09
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