ファンタジー ヤクザの息子 小説一覧
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無職ヒモ男、異世界で“世界の焚きつけ役”に!?
ヤクザの息子が、異世界で魔法を教える側に!?
気がつけば、見知らぬ草原で目を覚ました。
そこは、魔法もギルドも勇者も魔王もいない、地味で不思議な世界だった。
住民は日本人の容姿。言語は日本語。でも街並みは異世界あるある。
人々は魔法の存在すら知らず、誰も疑おうともしない。
――なのに、なぜか自分だけが魔法を使えた。
ヤクザの父を持ち、実家暮らしで無職、パチンコ三昧の28歳、永井ミサオ。
異世界に来ても、最初にできたのは村の女性の家に転がり込んで飯を食わせてもらう、情けないヒモ暮らし。
……と言いたいところだが――
「お礼のライターで大金クミコさんに入ってるからね? 無職だけど、純粋なヒモ違うから!」
現代日本で読みかじった異世界ファンタジーの“あるある”知識と、ケンカ腰の度胸だけを武器に、村人たちに魔法を教え始めてしまう。
魔法が広まり、この世界が少しずつ騒がしくなっていく中で、彼は「世界の焚きつけ役」となっていく――。
「…マジか? この異世界おかしくね?」
文字数 141,220
最終更新日 2025.08.17
登録日 2025.07.07
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