ファンタジー 悪役聖女・復讐小説一覧
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悪女シュルヴィアの悪行の証拠を集め、遂に義姉を断頭台に追い込んだ義妹ミンミとその仲間達はこれでこの国に平和が訪れる、そう信じた。
しかし数日と経たずに自体は急展開、悪化していった。
先ず、ミンミの神聖力が衰え、使えなくなった。それと同時に周囲の人々の態度と目がよそよそしいものになり遂には冷たくなっていった。
そして・・・・・・。
「ミンミ、貴様を聖女シュルヴィアを殺害及び国家騒乱罪で逮捕する・・・・・・ッ!」
そう言ったのは義兄のヨエルであった。
「どうして、私は悪い事なんてしてないのに・・・・・・」
遂には火にあぶられ、嘆く彼女は煙に巻かれながら意識を手放していた。
そして、次に目覚めた時彼女は大公家に養女になる前の時間まで巻き戻っていた。
ああ、きっと神様は私にやり直すチャンスをお与え下さったのね・・・・・・!
次こそはみんなと一緒に幸せになるの!
ミンミはそう決心するのであった。
文字数 4,235
最終更新日 2023.12.10
登録日 2023.12.10
ある日、カイネ・チェネブは神々のゲームの駒として聖女になることになった。
長い旅をして王都にたどりつき、王太子殿下と婚約の栄誉まで与えられ、魔族討伐へと出発した。
任務を完遂し、帰還してみたらある疑惑をかけられて投獄されたカイネ。
それは、部下の騎士と浮気したという内容で、疑惑どころか聖女を処刑しろと神託がくだされてしまう。
いきなり、聖女から魔女へ堕とされたカイネ。
神への失望と果てしない怒りのなかで、彼女は思い出してしまった。
わたし、魔女裁判で素っ裸にされて、断首刑にされたんだ……三百回数回も!
そのうち数回は、死神様の恩情で別の異世界に転生し、幸せに生涯を終えることができた。
だけど、神々のゲームから解放されることはない。
カイネはあることを決意する。
そろそろ、我慢にも限界がある。
最後に死んだ時、降臨した天使からある特典を手に入れて、まずはそいつに復讐。
再び現世に転生した聖女カイネが宣言した言葉。
それは……。
「神様たちこんにちは。聖女カイネは‥‥‥いまからあんたたちを、ぶっ殺しに行きます!」
……だった。
(主人公性格悪いです)
12/19 タイトルと本文を改稿しました。
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文字数 118,292
最終更新日 2022.01.10
登録日 2020.03.05
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