恋愛 伯爵家没落 小説一覧
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夫は愛人を堂々と屋敷に住まわせ、義母はそれを止めるどころか、正妻である彼女を追い詰める側に回った。
侮辱、横領、すり替え、使用人の切り崩し。静かに家を奪われ続けた伯爵夫人セスティアは、泣き寝入りをやめる。
彼女が選んだのは、感情的な反撃ではなく、帳簿と証言と領収書による完璧な離縁。
そして逃げ込んだ先は、亡き父と縁のあった辺境伯ラドヴァンの館だった。
無骨で無愛想。けれど、彼は怯える彼女に「怖い」「苦しい」「眠れない」「触れられたくない」と、一つずつ名前を与えて守ってくれる。
壊された人生を取り戻す静かな再生と、遅れてやってくる深い愛。
一方その頃、元夫側の家は、彼女が抜けたことで内側から崩れ始めていた。
文字数 80,958
最終更新日 2026.04.28
登録日 2026.04.19
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