婚約破棄 小説一覧
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1
二人ともお幸せに…私は、妹のかわりに婚約します。
子爵家の姉妹、長女のセレニティ、次女のフローラル二人の姉妹には同じ子爵家の幼なじみのユリウス幼い頃からいっも一緒に遊んでいた。
セレニティとユリウスの婚約は幼い頃から決まっていた。
ユリウスはセレニティの初恋だった…結婚をしてユリウスを支えるとセレニティは勉強や礼儀作法を頑張った。
だがそれはユリウスに対して全て無意味だと気付いてしまった。
更新不定期ですがよろしくお願いします。
文字数 78,870
最終更新日 2026.09.05
登録日 2026.08.15
2
幼馴染がくじに細工して10年嫁にいけなかったので、その婚約は返上いたします
この国では、婚約した男女が年に一度、二人でひとつの籤を引く。白なら年内に結ばれ、黒なら今年は結ばれない。神の采配とされ、誰も疑わない。
アンネリーゼは十六の年から十年、黒しか引いていない。十度。婚約者は幼馴染のヴェルナー。彼はそのたびに「来年こそ」と、やさしく笑ってくれた。
二十六。適齢期の最後の年。今年こそはと、彼女は生まれて初めて、ずるをしようと決める。ところが儀式の前夜、札を検めに忍び込んだ神殿で見てしまう。籤の櫃に細工をしている、婚約者その人の背中を。
理由は借金でも、権力でもなかった。
「わたしたちが所帯を持てば、あの子がひとりになります」
あの子――彼の家に引き取られた、五つ下の幼馴染。まだ二十一。あと五回も引ける娘。
十年。この人は、時間のあるほうを守るために、時間のないほうから十年を抜き取っていた。
――ならばもう、隣には立ちません。
翌朝、彼女は婚約を返上する。そして、十年間ずっと聖堂のいちばん後ろの席から彼女を見ていた男の手を取った。細工は空を切り、白い札が十年ぶりに彼女の手に浮かび上がる。あとは、十年分の帳簿が、静かに答え合わせをはじめる。
感想数 14
文字数 23,971
最終更新日 2026.09.04
登録日 2026.09.01
3
「男なんて面倒」と言う親友に、婚約者を奪われました
外交官の婚約者を親友イネスに奪われたフローラ。
フローラよりも、イネスのほうが外交官の妻に向いているのだと。
甘えた態度を取るフローラと、何でもはっきり言うサバサバしたイネス。
婚約者が選んだのは、後者だった。
婚約も、長年の友情も失ったフローラの前に現れたのは、父が懇意にしている隣国の外交官セヴラン。
元婚約者と同じ外交官。
身分も立場も、特別に上というわけではない。
けれど、彼との結婚によって、フローラの人生は思いがけない方向へ進んでいく。
一方、フローラを捨てた元婚約者もまた、少しずつ気づき始めていた。
落ち込んだとき、そばにいてほしいと思うのは、本当にサバサバした彼女なのだろうか、と。
※R15にしていますが、ほぼないです
※モデルは18世紀頃のイギリス、フランスをメインに、ドイツが少々。
感想数 6
文字数 37,979
最終更新日 2026.09.04
登録日 2026.08.24
4
「妹の方が伯爵夫人に相応しい」と捨てられたので、私はもうあなたの失敗を止めません
「伯爵夫人は君より妹の方が相応しいと思っている」
婚約者ジュリアンの仕事を三年間支えてきた子爵令嬢エレナは、妹のアメリアを新たな婚約者にしたいと告げられる。
失敗の可能性に気づき、問題が起きる前に備える。
けれど、何も起きなければ、その仕事の価値は誰にも見えない。
前向きで迷いのない妹を選んだジュリアンに、エレナは婚約解消を受け入れた。
もう、あなたの判断は私の責任ではありません。
その後、侯爵家の嫡男セドリックは、エレナの「念のため」を心配性ではなく、前へ進むために必要な意見として受け止める。
一方、順調に見えたジュリアンとアメリアの事業では、小さな見落としが少しずつ積み重なっていく…。
これは、見えなかった仕事の価値をめぐる、静かな逆転の物語。
文字数 60,785
最終更新日 2026.09.04
登録日 2026.08.22
5
【完結】愛さない宣言した夫(仮)と今さらな幼馴染を捨てたら、なぜか逃げ道がなくなりました
結婚式を終えたその夜。
侯爵令嬢ヴァレンティナは、夫となったアルバートから初夜の直前に「君を愛することはない」と告げられる。
彼には愛する女性がいて、三年後には第二夫人として迎えたいという。
――それ、今言います?
しかも、ヴァレンティナも妻にしたいらしい。
そんな結婚はこちらからお断り。
ところが、長年恋人未満だった幼馴染の第四王子まで、
「諦めなければよかった」と言い始めた。
……貴方も今さら何を言っているんです?
愛さない夫(仮)も、今さらな幼馴染も捨てて、今度こそ自由に生きる――はずだった。
なのに、なぜか逃げ道がなくなっている。
「……何で?」
長い春に終止符をうち、違う人と政略結婚もどきをした、美貌と才知を誇る侯爵令嬢が、未練たらたらの夫(仮)と、執着心に塗れた幼馴染をぶった斬りながら、幸せになるお話し。
文字数 132,317
最終更新日 2026.09.04
登録日 2026.08.20
6
断罪の場でわたくしは一言も申し上げません。三年間お教えしてきたことを、どうぞご自分でお読みくださいませ
私は三年間、あの方の半歩後ろに立ってきた。
あの方は、人の言葉を書いてあるとおりにしか受け取れない。だから私は扇の陰で一言だけ添える。その侯爵は本気で怒っている、そちらの夫人は同意していない、いま笑ってはいけない。三年、一度も外さなかった。誰も気づいていない。あの方自身も。
その方が、大広間で私を呼び出した。証人も証拠も揃っている。
「申し開きはあるか」
ございません。わたくしは何も申し上げません。
否認も弁明もせず、私は黙って立っていた。だからあの方は、生まれて初めて自分で場を読むことになった。
味方として名を挙げた侯爵の顔が、なぜ動かないのか。証人の声が、なぜ途中で細くなったのか。「皆もそう思うであろう」と広間に向けた同意の求めに、なぜ誰も応えないのか。
わたくしはもう、お教えいたしません。
※初日以降は毎日12時・22時に更新します。
感想数 1
文字数 16,511
最終更新日 2026.09.04
登録日 2026.09.03
7
私より王女殿下が好きなら別れましょう
伯爵令嬢のエリザは、婚約者で侯爵家の令息ギドロスが王女殿下を好きなことを知っていた。
ギドロスはエリザの私物を王女殿下に渡し、約束を何度も破っていく。
エリザは別れることを決意して、ギドロスは自身の行動を後悔することになる。
文字数 21,101
最終更新日 2026.09.04
登録日 2026.08.22
8
完結·婚約破棄された氷の令嬢は、嫁がされた枯れおじのもとで花開く
ティリアは辺境にある伯爵の娘であり、第三王子ガフタの婚約者であった。
だが、この婚約が気に入らないガフタは学園生活でティリアを冷遇し、卒業パーティーで婚約破棄をする。
しかも、このまま実家に帰ろうとするティリアにガフタは一回り以上年上の冴えないおっさん男爵のところへ嫁ぐように命令する。
こうしてティリアは男爵の屋敷へと向かうのだが、そこにいたのは……
※カクヨム、小説家になろう、Nolaノベルにも投稿中
感想数 6
文字数 79,255
最終更新日 2026.09.02
登録日 2026.08.23
9
婚約者の幼馴染に冤罪をかけられました
「私、サーシリア様にずっと虐められてきたの」
婚約者の幼馴染、リディアがそう告発したのは突然のことだった。
想像もしないことに、私は驚きを隠せない。
それもそうだろう。
……今の今まで、嫌がらせをしてきたのはリディアの方なのだから。
「サーシリア! 貴様、婚約者にした恩も忘れて!」
私の話も聞きもせず怒鳴る婚約者、マイク。
その態度に普段の私であれば、溜息を堪えるの必死だっただろう。
ただ、今の私の胸にあるのは喜びだった。
──なぜなら、待ちに待った婚約破棄のチャンスがやってきたのだから。
感想数 0
文字数 11,827
最終更新日 2026.09.04
登録日 2026.08.26
10
自称病弱いとこを優先させ続けた婚約者の末路
令嬢エルアナは、ヴィンセントという婚約者がいた。
しかし彼は虚言癖のあるいとこ、リリアンの嘘に騙されてエルアナとの大切な約束を破り続ける。
「すまない、リリアンが風邪を引いたらしくて……」
エルアナが過労で倒れても、彼はリリアンの元へ走り去る始末。
ついに重大な婚約披露パーティまでも欠席した彼に、エルアナは婚約者への見切りをつけた。
「さようなら、ヴィンセント」
縋りつかれてももう遅いのです。
文字数 156,047
最終更新日 2026.09.04
登録日 2026.03.06
11
婚約破棄されたので、もうあなたのために頑張るのはやめます
「アリア・フォン・ベルティア。君との婚約を、今日この場で破棄する」
王城の大広間に、冷たい声が響いた。
私は目の前に立つ婚約者――ルシアン王太子殿下を、しばらく黙って見つめていた。
隣には、彼の腕にそっと寄り添う少女がいる。
淡い金色の髪に、潤んだ青い瞳。
男爵令嬢のミレイユだ。
「理由は……?」
文字数 19,739
最終更新日 2026.09.01
登録日 2026.09.01
12
いつも病弱な幼馴染を優先するあなたとは結婚できません
侯爵令嬢リディアの婚約者、公爵令息カイルは病弱な幼馴染を何よりも優先する。
約束が破られる度に「彼女は身体が弱いから」という一言で済まされ、常にリディアは後回しにされてきた。
それでもリディアは、いつかは自分を選んでくれる日が来ると信じ、理解ある婚約者であり続けた。
しかし、その願いが叶うことはなかった。
彼にとって、自分はいつも「後でも大丈夫な強い人」。
ついにリディアは、この婚約を終わらせることを決心する。
今さら手を伸ばしても、それが届くことはもうない。
文字数 81,527
最終更新日 2026.08.30
登録日 2026.07.30
13
婚約破棄ですか? まずご両親にお話しください――前世は三児の母。公爵令嬢は冷徹な王弟公爵と人生をやり直す
大夜会の真ん中で、王太子から婚約破棄を宣言された公爵令嬢クラリッサ。
本来なら泣き崩れるはずだったその瞬間、彼女は三人の子を育て上げた四十九歳の前世を思い出す。
「殿下。そのお話、ご両親には通してありますの?」
国王にも王妃にも、双方の家にも無断。おまけに「真実の愛」の相手は、王太子を好きでも王太子妃になる気などなかった。
クラリッサの一言で公開婚約破棄は無効となり、暴走した王太子には即日仮処分が下る。
三か月後の正式審議まで、クラリッサは自分の名誉を取り戻すため社交季の仕事を続けることに。
恋に浮かれた令息、悪辣な婚約者、条件を知らされない令嬢たちを、前世の生活力と貴族令嬢の実務能力で救っていく。
そして彼女の隣には、冷徹と恐れられる王弟公爵レオナールがいた。
役割ではなく一人の女性として見てくれる彼との距離は、仕事を重ねるたび静かに近づいていく。
だが、誰かのためにと差し伸べた手が、相手の選択を奪ってしまった時――。
「あなたは、私のお母様ではありません」
これは、正しいつもりで間違えた大人の女性が、責任を引き受け、自分自身の恋と人生も選び直す物語。
王太子との復縁なし。公的責任あり。年の差の大人恋愛、ハッピーエンド。全40話完結。
感想数 7
文字数 77,722
最終更新日 2026.09.04
登録日 2026.08.27
14
婚約破棄ですか?では、あなたへの支援も今日で終了します
「アリア。君との婚約を破棄する」
王都でもっとも格式高い舞踏会場。
煌びやかなシャンデリアの下で、私は婚約者であるレオン・ヴァルディア侯爵令息から、突然そう告げられた。
周囲の貴族たちが、一斉に息を呑む。
私――アリア・エルフォード公爵令嬢は、手にしていた扇を静かに閉じた。
「……婚約破棄、ですか?」
文字数 21,403
最終更新日 2026.09.02
登録日 2026.09.02
15
婚約破棄されたので、蜂も連れて出ていきます 〜蜂のいない果樹園に、実がなるとお思いで?〜
王都の夜会で、わたくしは婚約を破棄されました。理由は「その手を見ろ」。蜂に刺された痕だらけの手が、侯爵家の恥だと。
「我が領の果樹園に据えられた箱は、すべて焼き払う」
「では、持ち帰る許可をいただけませんか」
「持っていけ。一匹残らずだ」
――承知いたしました。一匹残らず、でございますね。
その夜のうちに、四十二の巣箱を運び出しました。
花は、それだけでは実になりません。運ぶものが要るのです。けれどあの方は三年間、一度も果樹園に足を運ばず、木は勝手に実るものだと信じておいででした。
やがて訪ねてきたのは、十年も果樹が実らぬ北の辺境伯。「木ではなく、土でもなく、虫が」——わたくしの言葉を、手帳に書き留めてくださる方でした。
北の丘に緑の粒が実る頃、南の果樹園は花だけを咲かせて秋を迎えます。
異世界養蜂ざまぁ・一話完結。ヒロインの武器は特殊能力ではなく、百年ぶんの帳面です。
感想数 0
文字数 10,817
最終更新日 2026.09.01
登録日 2026.09.01
16
終わりにします
「終わりにします」
その言葉とともに、侯爵令嬢シルヴィアは毒を飲んだ。
婚約者は妹を選び、父は妹だけを信じた。
誰にも必要とされなかった人生を終えたはずなのに、目を覚ますと三か月前へと時間は巻き戻っていた。
もう、誰かに愛されるためだけに生きるのはやめよう。
そう決めた彼女は、静かに運命を書き換えていく。
これは、一度死んだ少女が、自分自身の人生を取り戻すための物語。
感想数 5
文字数 14,386
最終更新日 2026.07.25
登録日 2026.07.25
17
【完結】10年ぶりに再会した幼馴染を優先する婚約者と、選ばれなかった私
世界樹を管理する聖公爵家の令息ロインズの婚約者として、メイジーは彼を支え続けてきた。
しかし、ロインズは十年ぶりに再会した幼馴染を優先するようになっていき、メイジーは嫉妬のあまり世界樹を燃やしてしまう。
「あなたたちだけ幸せになんてさせないから!!」
だがその炎の中で前世の記憶を思い出し、そこが小説の世界であり、自分が悪役令嬢だと理解したメイジー。婚約者がヒロインに出会って恋をする未来は決まっている。
だから、ロインズの愛を求めず新たな幸せを探すことを決意したのだった。
――婚約者様、さようなら。好きな人とお幸せに。
感想数 11
文字数 93,884
最終更新日 2026.09.04
登録日 2026.07.14
18
次期王妃なんてこちらから願い下げです。王太子様には別に想い人がいらっしゃるでしょう?
侯爵令嬢であるファルリアは、王太子であるアヴァークと婚約していた。
しかし彼女は、彼が親友であるセレリナと浮気していることを知ることになった。
二人はファルリアのことを罵倒しながら、良い雰囲気にあった。そのことにファルリアは深く傷つき、また彼らの行いを許すべきではないことを悟った。
そこでファルリアは、王国の第二王子であるイルドールを頼ることにした。
かねてから兄の奔放さに耐えていた彼はファルリアの一件により、兄を見限ることを決めた。
他の王家の兄弟達も、それには賛成した。ファルリアは彼らの協力を得て、自分を裏切った婚約者と親友への反抗を始めるのだった。
文字数 26,764
最終更新日 2026.09.03
登録日 2026.08.24
19
親同士の決め事でしょう?
伯爵令嬢であるリリアーナは学園で知り合った侯爵令息のアルフレッドから婚約を申し込まれる。
リリアーナは婚約を喜んで受け、家族からも祝福された。
長期休みの日、彼の招待で侯爵家へ向かう。
するとそこには家族ぐるみで仲良くしているらしいカレンという女がいた。
「あなたがアルの婚約者?へえー、こんな子が好みだったんだあ」
「いや……これは親同士が決めたことで……」
(……ん?あなたからプロポーズされてここへ来たんだけど……)
アルフレッドの、自称一番仲のいい友達であるカレンを前にして、だんだんと疑問が溜まってきたころ。
誰よりもこの婚約を不服に思うリリアーナの弟が、公爵令息を連れて姉へと紹介しにくる。
文字数 194,374
最終更新日 2026.09.04
登録日 2026.02.06
20
父と王太子に横領の罪を着せられ鉱山奴隷にされた公爵令嬢、辺境で必要とされたので王都には戻りません――やがて王都のほうが辺境になりました
「貴様は、ただ頷くだけでいい」
二十一歳の公爵令嬢セシリアは、王太子妃教育として「北方支援費」の帳簿を任されていた。
だが、その金は北部を救うためのものではない。王太子と、財務卿である父が自由に使う王家の機密費だった。
不自然な支出に気づいたセシリアは、十歳の弟アルフレッドと領民を盾に取られ、すべての横領を一人で行ったという虚偽の自白を強いられる。
婚約も家名も身分も奪われ、社交界から病気による修道院入りとして消された彼女が、秘密裏に送られた先は北部の鉱山だった。
飯炊き、洗濯、水汲み、冷たい視線。
誰も守ってくれない場所で、セシリアは余計なことを言わず、生き抜く術を身につけていく。
やがて、彼女が何気なく正した一冊の帳簿から鉱山の生産性が上がり、その変化に気づいた辺境伯によって城の実務へ移される。
粗野で率直な辺境伯は、セシリアの意見が正しければ、自分の命令さえ改める男だった。
そしてセシリアは知る。
王都が帳簿の上で北部へ送ったはずの支援は、一度も届いていなかった。
けれど北部には、もともと人も物も知恵も、小さな交易の流れもあった。
彼女がしたのは、その流れを見える形にし、地域の境を越えてつなぐこと。
王都を通らない道が生まれ、商人と諸侯が北へ集まるにつれて、かつて「辺境」と呼ばれた北部は国の中心へ変わっていく。
一方、王都は物流と信用を失い、少しずつ孤立していく――。
父と王太子にすべてを奪われた公爵令嬢が、自分の意思で生きる場所と愛する相手を選び、最後には彼女を捨てた王都のほうを辺境にする逆転恋愛譚。
全70話・完結まで執筆済み。順次更新予定です。
感想数 6
文字数 133,583
最終更新日 2026.09.04
登録日 2026.08.21
21
婚約破棄されたΩですが、最強騎士団長に溺愛されています
「番になれないΩを、王妃にはできない」
十八歳の誕生日、レミは婚約者である王太子ベルナールから、突然の婚約破棄を言い渡された。
十歳でΩと判定され、未来の王妃になるために努力し続けてきたレミ。
けれど、発情期は一度も訪れず、どのαのフェロモンも感じない。
「欠陥Ω」と蔑まれ、王家だけでなく家族からも見放されたレミは、行く場所を失い王都を去る。
そして、森で命の危機に陥った彼を救ったのは、王国最強と恐れられる騎士団長マリウスだった。
「行く場所がないから、私の屋敷へ来ればいい」
強大なフェロモンを持つマリウスと、そのフェロモンを感じることのできないレミ。傷ついた心を抱えたまま始まった二人の穏やかな共同生活。
一度はすべてを奪われたΩが、王国最強のαと出会い、本当の幸せを見つけていく物語。
⭐︎オメガバースですが、生涯一人の最愛至上主義は変わりません。
独自のオメガバース設定ですが、楽しんでいただけると嬉しいです。
R18には※つけます。
感想数 19
文字数 35,737
最終更新日 2026.09.04
登録日 2026.08.25
22
「出口ばかり気にする陰気な女は王妃に向かない」と婚約破棄されましたが、燃える舞踏会で最後の扉を開けたのは私です
「出口ばかり気にする陰気な女は、王妃に向かない」
「婚約はお返しいたします。ですが、あの扉だけは塞がないでください」
「……最後まで、それか」
建国祭の舞踏会で、王太子から婚約破棄された公爵令嬢エレノア。だが彼女が案じたのは、恋敵でも名誉でもなく、白薔薇の花台に塞がれた四つ目の扉だった。
十二歳で、開かない非常扉の前に母を失って以来、彼女はどこでも出口と歩数を数えてきた。嘲笑されても、招待客三百二十七人全員の帰宅を見届けるまでは去らない。
やがて薄絹に火が移り、内開きの正面扉へ人々が殺到する。悲鳴と煙に包まれる広間で、エレノアは王太子妃教育で得た声を張り上げた。
「正面へ走らないでください!」
彼女の判断を信じた近衛副団長アルノーと、四つ目の扉を開く。だが、数えた顔が二つ足りない。単身で逃げた王太子と、炎の中に残されたセシリアだった。
これは、壁ばかり見てきた令嬢が三百二十八番目に自分を見つけ、その視線の意味を知る人と、同じ出口を数えるようになるまでの物語。
感想数 0
文字数 11,067
最終更新日 2026.09.03
登録日 2026.09.03
23
記憶を奪われ捨てられた薬師、実は宝石でした!
「君は私を愛しているだろう? だけど、私にも色々あってさ」
七年間、婚約者の難病を薬で支え続けた薬師は、記憶を奪う薬を盛られ、捨てられました。
名前も過去も失った彼女を拾ったのは、国境にある小さな村の医師。そして、彼女の腕を「原石だ」と見抜いた隣国の大商会の男たち。
記憶がなくても、手は薬の作り方を覚えていた。
数年後、彼女を捨てた男が商会を訪れます。かつての婚約者は、穏やかに微笑んでこう言いました。
「初めまして」
全七話・完結
感想数 1
文字数 12,457
最終更新日 2026.09.03
登録日 2026.09.03
24
真実の愛の真実
王太子主催の小夜会でスノー公爵家のアレクサンドラが婚約破棄をされた。
アレクサンドラは王太子の婚約者だ。
理由を問うと王太子は真実の愛を見つけたのだという。
その真実の愛は本当に真実なのか?
感想数 3
文字数 10,630
最終更新日 2026.09.01
登録日 2026.09.01
25
飛べない子竜と一緒に捨てられたので、二人で最強になって帰ってきます
竜騎士の名門・ヴァルデリア公爵家の令嬢イゾルデ。選定の儀でわたくしを選んでくれたのは、翼が豆の葉ほどしかない、産毛ふわふわの子竜でした。
「飛べない竜は不良品だ」――婚約者の竜騎士団副団長ライナス様はそう言い放ち、婚約破棄。この子を捨てれば考え直すと言われましたけれど、お断りいたしますわ。飛べないことと、弱いことは違いますもの。
子竜のテトと二人で流れ着いた西の辺境で、わたくしたちを笑わない人に出会いました。堤と水路を直す王立治水技師のユルゲン様。そしてテトの正体は、千年ぶりに生まれた古代種「地竜」――大地を駆け、山崩れを止め、涸れた土地を蘇らせる、はじまりの竜だったのです。
やがて王都に大地の危機が迫ったとき、頭を下げてきたのは、わたくしたちを捨てたあの人たちで……?
感想数 0
文字数 12,719
最終更新日 2026.09.04
登録日 2026.09.03
26
このドアを開けて・・・
「すまない。エレーヌ。
シンシアがまた発作を起こしたようだ。
すぐに帰らなければならない。」
侯爵令嬢エレーヌの婚約者ステファンには病弱な従姉妹シンシアがいる。
デート中でもシンシアからメッセージが来るとステファンはシンシアのもとに行ってしまう。
不安になるエレーヌだがシンシアには秘密があって・・・
感想数 3
文字数 7,649
最終更新日 2026.08.07
登録日 2026.08.07
27
婚約破棄された悪役令嬢は、静かに幸せを掴みます
「エレノア・フォン・アシュレイ。君との婚約を、今日この場で破棄する」
王宮の大広間に、その言葉が響いた。
周囲から小さなどよめきが起こる。
私は静かに顔を上げ、壇上に立つ婚約者――レオンハルト王太子殿下を見つめた。
その隣には、淡い桃色のドレスを着た少女がいる。
男爵令嬢のリリアだ。
文字数 20,012
最終更新日 2026.09.03
登録日 2026.09.03
28
放置する婚約者を信じ待つことに疲れました
婚約が決まってから私は放置され続けた。
それならば自由に過ごそうと隣国へ留学することにした。
離れ離れでも問題ない婚約なんて意味があるのだろうか。
文字数 12,064
最終更新日 2026.07.23
登録日 2026.07.23
29
記憶を失くした彼女の手紙 消えてしまった完璧な令嬢と、王子の遅すぎた後悔の話
婚約者であるシェルニア公爵令嬢が記憶喪失となった。
王子はひっそりと喜んだ。これで愛するクロエ男爵令嬢と堂々と結婚できると。
その時、王子の元に一通の手紙が届いた。
そこに書かれていたのは3つの願いと1つの真実。
王子は絶望感に苛まれ後悔をする。
文字数 151,546
最終更新日 2026.09.05
登録日 2022.12.27
30
さようなら、道化師さま
公爵令嬢リュシエンヌと第一王子ランドルフは、穏やかに婚約者として過ごしていた。
だが、リュシエンヌは小さな違和感からランドルフのことを疑い始める。
夜会を体調不良で途中退出したランドルフの、リュシエンヌや父母や兄たちがその背中を見送った。
その後、帰りの馬車を途中で降りたリュシエンヌが見たものは──。
*主人公ハッピーエンドです
*荒唐無稽の世界観で書いた話ですので、そのようにお読みいただければと思います
*他サイトでも公開します
*誤字報告をありがたく受けておりますが、直さない場合もありますことをご了承ください
文字数 15,171
最終更新日 2026.09.01
登録日 2026.09.01
31
はっきり言ってカケラも興味はございません☆まもなく書籍化★
感想数 384
文字数 131,669
最終更新日 2025.03.17
登録日 2024.11.09
32
婚約破棄された令嬢を追い出した王子様、翌日に国が傾きました
「アリア・フォン・ルーヴェル。お前との婚約を、今日この場で破棄する」
王宮の大広間に、冷たい声が響いた。
侯爵令嬢アリアは、静かに顔を上げた。
目の前にいるのは、この国の第一王子――レオンハルト。
幼い頃から婚約者として隣に立ち、いつか夫になると信じていた人だった。
けれど今、その人はアリアを見ようともしない。
隣には、美しい少女が寄り添っている。
文字数 21,205
最終更新日 2026.09.03
登録日 2026.09.03
33
私を捨てた男は、私が不幸になると思っていた
婚約者の男は自分が私を捨てたら
私が終わると思っていた
10話完結予定です。
感想数 0
文字数 992
最終更新日 2026.09.04
登録日 2026.09.03
34
どうぞ、これからも王女殿下を優先なさってください
伯爵令嬢のエリーゼには幼い頃から婚約者がいた。
相手は伯爵家の嫡男であり、王女殿下の護衛騎士であるアルベルト。
彼はいつだって王女が最優先。
「王女がお呼びだから」と、約束は何度も破られ、エリーゼは後回しにされ続ける。
政略とはいえ、この婚約に意味はあるのだろうか。
王女を優先し続けた婚約者に心を閉ざしていくエリーゼ。
失って初めて気づいても、もう遅い――。
※小説家になろう様でも公開しております
文字数 50,619
最終更新日 2026.08.06
登録日 2026.07.19
35
婚約破棄された令嬢は、今日から王子を無視します
「エレノア・アシュフォード。お前との婚約は、この場で破棄する」
王城の大広間に響いた第一王子レオンの声に、楽団の演奏が止まった。
集まっていた貴族たちは息をのみ、次の瞬間にはざわめきが広がる。
エレノアはゆっくりと顔を上げた。
目の前では、王子が腰に手を回した美しい令嬢――侯爵令嬢セシリアが勝ち誇ったように微笑んでいる。
文字数 15,849
最終更新日 2026.07.21
登録日 2026.07.21
36
『婚約破棄ですか? 承知しました。では、借金の保証も打ち切りますね』 〜「感情がない」と捨てられた私、実は若き公爵様に溺愛されています〜
「君には感情がないみたいだ」
そう言われ、婚約者ディグセンから突然の婚約破棄を告げられた伯爵令嬢マリア。
けれどマリアは泣きも怒りもせず、淡々と告げる。
「承知しました。では、借金の保証も打ち切りますね」
婚約は終わっても、マリアの実家による侯爵家への支援は続く――。
なぜかそう思い込んでいたディグセンは、そこで初めて自分の選択の重さを知ることになる。
そして婚約を失ったマリアの前に現れたのは、この国でも大きな影響力を持つ若き公爵アーサル。
彼はなぜか、マリアとの距離を縮めていく――。
完璧な令嬢として生きてきたマリアが、自分でも知らなかった本当の気持ちを見つけていく、婚約破棄から始まる異世界恋愛。
全三話完結です。
感想数 1
文字数 10,124
最終更新日 2026.09.01
登録日 2026.08.30
37
婚約者に浮気されたので、肩代わりしてた公務その他をお返しします
婚約者の浮気を知ってしまった侯爵令嬢。
婚約者である王子は男爵令嬢の誘惑にハマり、侯爵令嬢のことを悪役に仕立て上げたい様子で。
どうやら彼らは、数か月後に控えるパーティーで婚約破棄と新婚約を宣言するつもりだとか。
そういうことでしたら、こちらも黙っていませんよ。
文字数 222,728
最終更新日 2026.09.03
登録日 2025.12.19
38
破滅寸前の悪役令嬢に転生したので、魔法と知識で人生をやり直します
前世で乙女ゲームをやり込んでいた25歳の女性は、事故で命を落とし、ゲームの悪役令嬢エレノア・ヴァレンティアとして転生する。待っていたのは、一年後の婚約破棄と断罪、そして魔王復活の罪による処刑だった。
破滅を回避するため、エレノアは前世の知識とゲームの記憶を頼りに行動を始める。しかし、記憶とは異なる出来事が次々と起こり、ゲームには存在しない辺境伯令息アレクシスまで現れる。
「……この世界、本当にゲームの通りなの?」
やがてエレノアは、誰も疑わなかった魔法の常識に疑問を抱く。魔法を学び直し、前世の知識を掛け合わせることで、彼女の人生だけでなく、この世界そのものが大きく動き始める。
感想数 0
文字数 110,804
最終更新日 2026.09.03
登録日 2026.09.03
39
わたくしの恋を終わりにします。〜悪役令嬢と呼ばれていましたので、大好きなあなたの真実の恋を応援いたしますわ。
幼い頃からずっと大好きだった婚約者、王太子レオナルド。
いつか彼と、両親のような仲睦まじい夫婦になれたら――。
そう願いながら王太子妃となるための教育に励んできたリディア・フローレンスは、ある日突然、レオナルドから婚約破棄を告げられる。
理由は、リディアが可愛らしい令嬢カレンに数々の嫌がらせをした「悪役令嬢」だから。
けれど、リディアにはまったく心当たりがない。
それどころか彼女は知っていた。
レオナルドがカレンに「これは真実の恋だ」と告げていたことを。
――そうですか。やっぱり、わたくしは嫌われていたのですね。
だったら、大好きなあなたの幸せを邪魔してはいけない。
あなたと彼女の真実の恋を応援して、わたくしは身を引きましょう。
そう決めたリディアだったけれど、彼女の「悪行」がひとつひとつ明らかになるにつれ、レオナルドの思い込みもまた明らかになっていって――。
好きだったからこそ、幸せになってほしかった。
愛していたからこそ、許せないこともある。
これは「悪役令嬢」と呼ばれたひとりの令嬢が、
大好きだった人との恋を、自分自身の手で終わりにするまでのお話。
※小説家になろうさんと同時公開です。
感想数 1
文字数 7,106
最終更新日 2026.09.03
登録日 2026.09.03
40
[完]十六歳の妹の誕生日、私はこの世を去る。
碌に手入れもされていない赤毛の伯爵令嬢、スカーレット。
宝石のように澄んだ青い髪をした伯爵令嬢、ルビア。
対極のような二人は姉妹。母親の違う。
お世辞にも美しいと言えない前妻の子供であるスカーレットは誰からも愛されない。
そばかすだらけで、笑顔が苦手な醜い姉。
天使のように愛らしく、誰からも好かれる可愛い妹。
生まれつき体の弱いルビアは長くは生きられないと宣告されていた。
両親の必死に看病や、“婚約者の献身的なサポート”のおかげで、日常生活が送れるようになるまで回復した。
だが……。運命とは残酷である。
ルビアの元に死神から知らせが届く。
十六歳の誕生日、ルビアの魂は天に還る、と。
美しい愛しているルビア。
失いたくない。殺されてなるものか。
それぞれのルビアを大切に思う想いが、一つの選択をさせた。
生まれてくる価値のなかった、醜いスカーレットを代わりに殺そう、と。
これは彼女が死ぬ前と死んだ後の、少しの物語。
感想数 453
文字数 306,053
最終更新日 2026.08.19
登録日 2026.02.22