現代文学 弁護士 小説一覧

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烙印を抱えて

「弟子にしてください!」 「……はぁ?」 とある理由で弁護士として働いている蓮本薫(はすもとかおる)。彼は新人弁護士故、傍聴人が少ない。しかしそんな彼の元に珍しく大学生の傍聴人が現れる。立花葵(たちばなあおい)と名乗る男は初対面の薫に自分を弟子にしてくれと頼み込む。 もっと周りを見なさいと叱咤し、追い払うが…。 二人が抱えるものは、何か。過去を嘆き今を苦しむ二人を救うのは……。 堅物弁護士蓮本薫とおちゃらけ大学生立花葵の、ちょっとのギャグとシリアスの物語。
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盾の裏側、蜜の檻 ―AV女優を救う、もう一つの理由―

その恋、法に触れず、心に触れる。 AV新法施行から3年。 若き弁護士・虎谷郁夫(32)は、出演被害に悩む女性たちを救う「正義の味方」として、業界で確固たる地位を築いていた。 しかし、彼には誰にも言えない裏の顔がある。 夜な夜な、自分が救ったはずの女性たちの出演作を検索し、その絶望を「消費」することでしか、己の精神を保てない歪んだ性(さが)を抱えていたのだ。 そんなある日、事務所を訪れたのは、同い年の相談者・中曽根真美。 彼女の瞳に宿る、底知れない「拒絶」の静寂に触れたとき、虎谷の完璧だったはずの日常にひびが入り始める。 「先生、私の動画……どんな顔で見ましたか?」 法を武器に戦う男と、法によって過去を縛られた女。境界線の上で出会った二人が、偽りの正義と絶望を脱ぎ捨て、本当の愛と再生を掴み取るまでの全10話。歪んだ執着が、真実の救済へと変わる奇跡の物語。
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