現代文学 同棲小説一覧
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塾講師、日比野彰の趣味は料理だ。
後輩の朝越タカラと煙草を吸いながら鍋の話をする。
今日は雪。しかも、大雪。
アパートの二階。何故か家の前で行き倒れた雪だらけの女がいた。
待つことの怖さ、
待たれることの怖さ。
愛したひとを忘れることの傲り、
愛することをやめない頑なな哀しみ。
文字数 27,835
最終更新日 2024.05.10
登録日 2024.04.02
同性愛者というだけで、家族から厄介者扱いされた洋之は、山奥で画家をしている父親の従兄弟の覚に預けられる。もう恋はしないと思っていた。あのひとを失って、心の中には何もなくなった。穴があいてしまったように。
洋之は覚に心惹かれていくが、昔、父の従兄弟の覚と運命的な恋をした相手は他でもない洋之の父親だった………。
文字数 28,179
最終更新日 2024.05.10
登録日 2024.04.02
彼とは長年付き合っていた。もうすぐ薬指に指輪をはめると思っていたけれど、久しぶりに呼び出された寒い日、思いもしないことを言われ、季節外れの寒波の中、帰途につく。
文字数 27,315
最終更新日 2024.05.10
登録日 2024.04.06
19歳の時にネットで知り合った7歳年上の主婦と不倫し、同棲し、フラれ、自殺未遂し、22歳で統合失調症を発症するという、男であれば誰しもが体験するよくある話をまとめた。
実体験に基づいたものである。というか、ほぼ事実そのままである。
ここに登場する人は、僕を訴えないでほしい。悪意があって書いたわけではないので。
そこだけよろしく。
あえて文章をリライトせず当時のままにしました。
最新話追加しました。
文字数 52,237
最終更新日 2024.01.08
登録日 2023.11.11
※自殺したい人は読まないように。※
死刑になるために人を殺そう――そう言った大学の友人に“殺される”役回りになることを約束した園崎継春だったが、その約束が果たされることはなかった。そんな彼がある時、コンビニの女性店員から声を掛けられる。彼女も同じ“死を考える人間”で、一緒に死ぬ日を決めてそれまで同棲することになってしまう。
これは死にたいと考える人間と、死について考える人間の不思議な出会いと、人生という奇妙の物語。
文字数 36,577
最終更新日 2023.10.19
登録日 2023.10.19
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