歴史・時代 オーストリア 小説一覧

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天使の寝顔〜名画の裏には親バカあり

腕利き宮廷画家、フリード。 彼がいま直面しているのは、フリードの技術では太刀打ちできない「親バカ」の嵐だった! ​依頼主である侯爵夫妻の愛娘・マリー(2歳)の肖像画を描くため、フリードは幾度となく公爵邸に足を運ぶ。 しかし、走り回る2歳児と、止まらない夫妻の「うちの子自慢」の前に、キャンバスは真っ白なまま時間が過ぎていく。 ​自身も一人の父親であるフリードは、呆れつつも彼らのデレデレぶりにどこか共感してしまうのだが……。 ​果たして、画家は無事に絵を完成させることができるのか!? 百年後も人々を魅了し続ける「2歳の天使の寝顔」が誕生するまでのストーリー。 ​※本作はフリードリヒ・フォン・アメリングの名画『マリー・フランツィスカ・リヒテンシュタイン侯女2歳の肖像』にインスピレーションを得た創作短編です。
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ich rede nichts 赤い皇女は語らない

一九六一年、ウィーン郊外に住まう老婦人をひとりの記者が訪ねる。 老婦人の名はエリザベート・マリー・ペツネック。 オーストリア=ハンガリー帝国の実質的な最後の皇帝、フランツ・ヨーゼフの孫娘であり、後に社会民主主義者と結婚したため「赤い皇女」とも呼ばれる女性だった。 取材に対して「私は何も語らない(ich rede nichts)」、すべては終わったことだと言いながら、彼女は過ぎた時代に思いを馳せる── 表紙画像はぱくたそより。
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