ライト文芸 昭和初期小説一覧

3
戦争の臭いが近づく帝都。敵性音楽ジャズを指摘され、銀座から散り散りとなるバンドマンたち。宛てのない上寺智。手には一度も演奏したことのない「ムーンライトセレナーデ」の楽譜。上寺は考えもなしに、小河内へと流れていく。もうすぐ湖底に沈むと囁かれる鄙びた温泉地、そこはダムの作業員で活気に溢れていた。 「サックス奏者だった上寺智さん。ジョーさんですよね?」 ダム工事の若い男は、彼の演奏を覚えていた。ひょんなことから、二人はこの小河内で、一緒に演奏することとなる。
24h.ポイント 228pt
小説 5,412 位 / 184,217件 ライト文芸 259 位 / 7,571件
文字数 14,154 最終更新日 2024.05.01 登録日 2024.04.17
「小娘、お前は何者だ」  戦争が始まる前。  まだ華やかなりし頃の帝都にタイムスリップした真生は、美貌の軍人、高坂と出会う。  高坂は幼なじみの斗真と瓜二つなのだが。  斗真は、自分は高坂の生まれ変わりではないと言う。  過去と学園を行ったりきたりしながら、高坂と過ごすうち、タイムスリップ現象を止める方法に気づいた真生だったが――。  私は、過去という名の未来で、   いつか、あなたに恋をする――。
24h.ポイント 85pt
小説 10,774 位 / 184,217件 ライト文芸 398 位 / 7,571件
文字数 108,518 最終更新日 2021.05.15 登録日 2021.04.30
ここは帝国海軍が誇る重巡洋艦「古鷹」のとある一室。 そして現在、ここでは主計科の長たる主計少佐が人生最大級の危機を迎えようとしていた。 すわ、緊急事態か、敵襲か。いいや、違う。「古鷹」主計長にとって目下最大の敵とは即ち──来週の、献立。 時は昭和初期。世界情勢が徐々に悪化していく中で、軍艦勤務の者も日に日に緊張感が高まっていた。 そんな海の男のご飯事情を支えているのが、軍艦の衣糧を担当する主計科所属の将兵たちだ。それはここ、重巡「古鷹」も例外ではない。 「主計看護が兵隊ならば、蝶々も蜻蛉も鳥の内」 などという嘲笑にもめげず、自分たちがいなければみんなの仕事が回らないという矜持を胸に、今日も主計科は独楽鼠のように駆け回る。 ──これはそんな主計科の長として日々奮闘する、主計少佐のお話。 ※時と場合によっては飯テロに分類される話ですので注意してください ※主計科とは経理を担当している部署です ※この物語は実在する帝国海軍の重巡「古鷹」とも史実の人物とも一切関係の無い話です。 ※作中に登場する旧海軍に関するうんちく話についても「ふーん」程度に聞き流してください。 ※ライト文芸大賞に出しています 参考資料 『海の男の艦隊料理─「海軍主計兵調理術教科書」復刻─』 『写真で見る海軍糧食史』 『海軍カレー伝説』 『海軍と酒』 『日本海軍がよくわかる辞典』 『海軍よもやま物語』 『物価の文化史辞典』
24h.ポイント 0pt
小説 184,217 位 / 184,217件 ライト文芸 7,571 位 / 7,571件
文字数 221,543 最終更新日 2020.06.19 登録日 2020.04.18
3

アルファポリスのライト文芸小説のご紹介

アルファポリスのライト文芸小説の一覧ページです。
一般文芸よりもライトで読みやすい青春小説や感動小説などのライト文芸が満載です。
家族」 「ヒューマンドラマ」 「切ない」 人気のタグからお気に入りの小説を探すこともできます。ぜひお気に入りの小説を見つけてください。