ライト文芸 祖母の愛 小説一覧
小説AI検索
1件
1
おにぎり屋 イキラク
夢を諦め、都会の仕事にも心が擦り切れかけていた向井明彦は、祖母の訃報を受けて久しぶりに故郷へ戻ってきた。
遺されたのは、小さな古びたおにぎり屋『イキラク』。
そして祖母が大切にしていたレシピノート。
思わず手を伸ばしたそのとき、一人の女性――塩沢が訪ねてくる。
彼女はかつて、祖母に救われた一人だったという。
語られるのは、あたたかなおにぎりの記憶と、知らなかった祖母の姿。
笑顔で話す塩沢の隣で、明彦は不意に涙をこぼす。
祖母が最期まで、自分の笑顔を願っていたことを、レシピノートが静かに教えてくれたから。
亡き祖母の味を、もう一度誰かに届けたい――。
味を覚えていた客たちが、ぽつりぽつりと店を訪れる中、明彦はゼロから店を再建することを決意する。
誰かの「おいしい」が、自分の明日を照らしていく。
これは、おにぎり屋を継いだ青年と、それを支える一人の女性が紡ぐ、あたたかくて大きな“想い”の物語。
感想数 6
文字数 2,150
最終更新日 2025.06.30
登録日 2025.06.30
1件