一歩 小説一覧

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夏が燻る(完)

 ーーー夏。 青春という時間がいつまで続くのかわからないまま、年齢だけは大人に片足を突っ込んだ。  学生だった去年とは一味違うはずなのに、結局何も変わってない。  アスファルトの上の陽炎も、干からびたミミズも、転がる蝉の抜け殻も、いつまで経っても変わらない、淡くて苦しい恋心も。 *カクヨムでも掲載しています (同題異話という企画の為に作った短編小説です)
恋愛 完結 ショートショート
感想数 0 文字数 3,041 最終更新日 2021.08.07 登録日 2021.08.07
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