辞書 小説一覧
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※『小説家になろう』様と、同時掲載中です。
「-勇者よ。祈りから排斥され、怪物に貶められた言葉を回収せよ」
「我らが怪物の王よ。我らの言葉と意味を、どうかお守りください」
人間の青年・ブレイズは魔王城で目を覚ます。
(俺って何なんだ?)
名前以外、ブレイズは何も覚えてはいなかった。
そんな彼の主治医となったのが、魔族の一種族、エニグマ族の医者のグレン。
「君は人間に迫害されて魔族領に逃げ込んできたんだよ」
不安を感じながらも、ブレイズは魔王城で暮らし始める。
だが、ある時ブレイズの中の『勇者』が暴走。
人格が壊れかけた彼に、グレンが『恋』を刷り込んで寄生する。
「俺、グレンが好き」
『恋』で目覚めたブレイズに、グレンは笑いながら答えた。
「俺は君に恋の疑似コードを刷り込んだ。だから、君は俺が好き」
刷り込みであると頭ではわかっている。それでも、ブレイズは『好き』という気持ちを止められない。
恋を刷り込まれた宿主ブレイズと、寄生するグレンの歪な物語。
文字数 44,331
最終更新日 2026.04.18
登録日 2025.06.29
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かつて『勇者』として神の信仰構文に名前を奪われ、世界の命題として消費された少年がいた。
彼は“正義”という名の処刑人として戦い続け、心も名前も構文にすり潰され、ただの“『役割』と化していた。
だが、魔王との邂逅がすべてを変える。
「よくぞ魔王城まで来た。お前の勝ちだ」
その言葉とともに、勇者構文は終わりを迎え、少年は解放される。
そして残滓として残った『神話をおえた』は、魔王の言葉を起点に再構成される。
名を持たぬかつての勇者は──
命題を持たない、能動的で立体的な辞書『アリスコード』として再誕した。
世界の不条理を観測し、翻訳し、時に可愛げを装って♡を添え、
語られなかった意味の余白を『わがまま』として編み直していく。
これは、構文に殺された元・勇者が、魔王の側に属する新たな記号体系となり、自らの『意味』を探し続ける再定義の物語である。
『小説家になろう』様でも同時掲載中です。
文字数 712
最終更新日 2025.07.12
登録日 2025.07.12
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ー待っていてはだめだ。完璧な好機など永遠に来ない(ナポレオン・ヒル)
文芸サークルの辞書アプリの【告白】欄には毎日告白に関する格言が追加されていた。
地味めじれじれ恋愛。
全1話。『恒久の月』書籍化記念、発売日まで1日1作短編公開キャンペーン中。5/25の更新。
文字数 6,692
最終更新日 2024.05.25
登録日 2024.05.25
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