見習い従者 小説一覧

1
1

「ご当主様の命により、目立ってはいけません」

侯爵家に仕える見習い従者レーン。 その正体は──霊の声を聞き、見ることができる霊感持ち。 王都の名門学園にて、付き従うのは次男坊のフィリオ。 けれど、ある日学園で起きた傷害事件をきっかけに、霊たちが騒ぎ出す。 「犯人、わしらが見てたぞ」 「黙ってんのかい? 正義感ってやつはないのかい?」 しかし、レーンには一つだけ、誰にも破れぬ命令がある。 それは── 「目立つな。名を上げるな。力は己のためではなく、正しさのために使え」 これは、主人に忠誠を誓い、影として仕える少年と、騒がしくも頼りになる幽霊たちによる、ちょっと不可思議な学園事件録。 静かに、そして確実に真実へと至る、名もなき従者の物語。
ファンタジー 完結 短編
感想数 0 文字数 4,136 最終更新日 2025.05.26 登録日 2025.05.26
1