ザマア 小説一覧
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件
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第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞
ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。
諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
文字数 165,591
最終更新日 2026.02.08
登録日 2025.08.31
2
ダンジョン専門に、魔物を狩って生計を立てる古参のソロ冒険者ジーン。本人はロートルの二流の冒険者だと思っているが、実はダンジョン最強と評価される凄腕だ。だがジーンはある日、同業の若手冒険者から妬まれ、その恋人のギルド受付嬢から嫌がらせを受けダンジョンを出入り禁止にされてしまう。路頭に迷うジーンだったが、そこに現れた魔女に「1年間、別人の姿に変身する薬」をもらう。だが、実際には「1歳の姿に変身する薬」だった。子供の姿になったジーンは仕方なくシェルパとなってダンジョンに潜り込むのだが、そんな時ダンジョンい異変が起こり始めた。
文字数 290,037
最終更新日 2026.01.15
登録日 2025.10.16
3
婚約破棄されたその日、私は“ただの令嬢”から“世界の均衡を担う転生者”へと変わった――?
平凡な前世を持つセレネは、第一王子レオンハルトから一方的に婚約破棄され、
家名まで傷つけられたまま王都で放り出されてしまう。
しかし彼女を救ったのは、冷静沈着な辺境伯アレクシスだった。
「元婚約者のことはもう忘れろ。
これからは、俺の隣に立て」
優しさと誠実さを隠し持つアレクシスに支えられ、
セレネは“本当の自分の人生”を歩み始める。
だがある日、王宮からの召喚状が届く。
レオンハルトの供述により、セレネが“千年に一度の存在”であり、
王宮内の大物貴族が彼女を排除しようとしていることが発覚する。
「均衡をもたらす者は、世界を救い……時に滅ぼす」
その古文書の一節に怯えるセレネ。
だがアレクシスは揺るがない。
「俺はお前を信じる。
お前の力は人を救うためのものだ」
そうして明かされた真実は――
セレネの力は“破壊”ではなく“調和”。
世界のバランスを保つ、やさしい光だった。
そして黒幕は摂政公。
国を乗っ取るためにセレネの存在を恐れ、排除を企んでいた。
陰謀を暴かれた王宮で、セレネはついに自分の運命を受け入れる。
「私はもう、世界を恐れません。
あなたと共に生きる未来を選びます」
文字数 73,243
最終更新日 2025.11.21
登録日 2025.11.21
4
「爵位を弟に譲って、静かに隠居するつもりでしたのに。
どうして私、悪党狩りなんてしていますの?」
父の死により公爵位を継ぐはずだったアメリア。
しかし、責務より静かな暮らしを望み、
優秀な弟へ爵位を譲る決意をする。
ところが――
その決断に婚約者は激怒。
「爵位は夫である俺に譲るべきだ!
爵位を持たないお前に価値はない!」
軽蔑と失望を覚えたアメリアは、
婚約者の脅しを一刀両断し、婚約破棄を受け入れる。
こうして“元公爵令嬢”となった彼女は、
森の別邸で優雅な隠居生活……のはずだった。
しかし村で耳にした
「隣領の悪徳男爵が住民を搾取している」
という噂が、アメリアの正義感に火をつける。
「事実なら、貴族の風上にも置けませんわ」
仮面と外套で正体を隠し、密かに調査を開始。
悪事の証拠を掴み、あっさりと男爵を失脚させたことで、
人々は彼女を “仮面の令嬢” と呼び始める。
だが、倒した男爵の帳簿から見えたのは――
もっと大きな影。
資金と命令を出していた黒幕の名は、
なんと アメリアの元婚約者 だった。
「では、その“馬の骨”の正体を教えて差し上げます」
仮面を外し、真実を示すとき。
彼女の一言で、すべてがひっくり返る。
悪徳貴族の大掃除、元婚約者の没落、
そして弟の成長を見届けたのち、
アメリアはようやく本当に静かな隠居生活へ――。
婚約破棄ざまぁ × 隠居スローライフ × 正体隠し × 悪党成敗!
元公爵令嬢の、優雅で痛快な“悪党狩り隠居譚”。
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文字数 37,362
最終更新日 2025.11.20
登録日 2025.11.20
5
婚約破棄されたその日、私は“追放令”も同時に宣告された。
王太子エドモンド殿下曰く、
「君のように冷たい女はいらない。真実の愛は聖女ローザだ」──と。
……それなら結構ですわ。
捨ててくださって、ありがとうございます。
行く宛もなく王都を去った私を拾ったのは、
冷徹と噂される若き宰相代理アレクシス様。
「俺と“白い結婚”をしないか。
互いの自由を侵さない、契約だけの結婚だ」
恋愛感情は一切なし。
――そんなはずだったのに。
料理を褒めてくれる優しい声。
仕事帰りにかけてくれる「ただいま」。
私の手をそっと包む温もり。
気づけば、契約のはずの彼との距離が、少しずつ近づいていく。
そんな折──王太子と偽聖女ローザが私を“罪人”に仕立て上げ、
祝福の儀の場で公開断罪しようと企む。
「セレナに触れるな。……彼女は、俺の妻だ」
アレクシス様が壇上で剣を抜いた瞬間、
私の世界は大きく動き出した。
偽りの聖女は暴かれ、王太子は没落。
追放された令嬢の“ざまぁ”が王都を駆け巡る中、
契約で始まった白い結婚は――本物の夫婦の誓いへと変わっていく。
これは、
捨てられた令嬢が“本当の幸せ”をつかみ取る、
大逆転のラブストーリー。
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文字数 40,409
最終更新日 2025.11.17
登録日 2025.11.17
6
冷酷王子を魅せる! 婚約破棄から始まる悪女令嬢クリスタニアの溺愛ロマンス
華麗なる変身! ざまぁ! そして、最強王子との溺愛生活!
完璧令嬢と謳われたクリスタニア。しかし、彼女には秘密があった。婚約者の第一王子・アルフレッドは、親友のイリスに心変わりしていたのだ。冷酷な婚約破棄宣告を受けたクリスタニアは、前世の記憶を思い出し、決意する。「この婚約破棄、最高のチャンスじゃない!」
前世の知識を活かし、美しさを磨き、ビジネススキルを駆使して、華麗なる変身を遂げるクリスタニア。彼女の前に現れたのは、冷酷と恐れられる第二王子・レオナルド。彼は、クリスタニアの変貌に興味を持ち、近づいてくる。冷酷な仮面の下に隠された優しさ、そして国民を思う心を持つレオナルド。
クリスタニアは、レオナルドとの出会いを通じて、真実の愛、友情、そして自己肯定感を取り戻していく。一方、アルフレッドは、クリスタニアの美しさに後悔し、彼女を取り戻そうと必死になるが…?
文字数 33,994
最終更新日 2025.11.10
登録日 2025.11.10
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