不器用な旦那様 小説一覧

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【短編】「離婚しましょう」と言ったら、夫が急に喋り出した

【短編】「離婚しましょう」と言ったら、夫が急に喋り出した
政略結婚だった。 両家の領地の対立は、結婚によってとうに解消されている。ならば、この契約に、もう意味はないのではないか。 夫は無口で、仕事にしか興味がなく、他の令嬢には愛想がいいのに、私にだけは素っ気ない。「愛している」の一言も、三年経って一度も聞いていない。 ――ああ、私は愛されていないのだ。 そう結論づけた私は、ある日、静かに切り出した。 「離婚しましょう」 夫が、固まった。 「……なぜ」と震える声で問う夫に、包み隠さず伝える。「あなたは、私のことがお嫌いなのでしょう?」 すると夫は、堰を切ったように語り始めた。毎朝つけていた暖炉のこと。庭に植えた花のこと。仕事を早く切り上げていた理由のこと。 行動でしか愛を示せなかった不器用な夫と、それに気づけなかった妻の顛末。
恋愛 完結 ショートショート
感想数 1 文字数 2,678 最終更新日 2026.08.09 登録日 2026.08.09
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【完結】「君を愛することはない」ということですが、いつ溺愛して下さいますか?

【完結】「君を愛することはない」ということですが、いつ溺愛して下さいますか?
「君を愛することはない」初夜にそう言い放たれたクラリッサはとりあえず寝た。そして翌日、侍女のミーナからあるジンクスを伝え聞く。 ―初夜の「君を愛することはない」いう発言は『溺愛』を呼ぶのだと。 クラリッサはそのジンクスを信じるでもなく、面白がりながら新婚生活を送る。けれど冷徹な夫・フリードリヒには誰にも言えない秘密があって……
恋愛 完結 短編
感想数 0 文字数 10,166 最終更新日 2025.10.03 登録日 2025.10.02
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