丸眼鏡 小説一覧
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回復魔法が使えないシスターが、オークキングを正座させる話です。
そんなことよりも、この物語が生まれた理由を聞いてください。
私は考えました。
人は時に、人生において重大な問いに向き合わなければなりません。
自分は何のために生きるのか。
幸せとは何か。
人はなぜ争うのか。
そしてもう一つ。
どんなキャラクターに、一番丸眼鏡が似合うのか。
私は真剣でした。
四角フレームは知的で有能そうです。
細フレームは都会の香りがします。
モノクルは絶対に何か企んでいます。
どの眼鏡にも、それぞれの良さがあります。
私はそれを否定したいわけではありません。
ですが私は、
どうしようもなく丸眼鏡に心を奪われました。
あの丸み。
優しさ。
どこか頼りなさそうな雰囲気。
転びそうで、
噛みそうで、
泣きそうで、
守ってあげたくなる。
最高です。
ですが、そこで終わっていいのでしょうか。
私は考えました。
もしかしたら、丸眼鏡でも、極めればオークキングを正座させられるのではないかと……
そこで生まれたのが、この物語の主人公。
シスター・アルフィリーナです。
回復魔法が使えません。
聖職者なのに使えません。
残念ながら、
丸眼鏡だけでオークキングを正座させるのは難しいかもしれません。
ですが――
薬草をすり潰します。
時々爆発します。
泣きます。
噛みます。
転びます。
そして、人を救います。
必要なら物理で説得します。
私は、
丸眼鏡をかけた女の子には幸せになってほしいと思っています。
どうしてなのかは分かりません。
性質かもしれません。
業かもしれません。
祈りかもしれません。
変なやつだと思う方もいるでしょう。
眼鏡のどこが良いんだと。
分かります。
私も冷静な時にたまに思います。
ですが、作者は真剣でした。
時にAIと壁打ちしながら、
日々、丸眼鏡の可能性を追求しました。
1話を書き上げた時には、涙すら流れました。
……分かっています。
四角眼鏡が一般的なことも重々承知です。
さらに最近、
デジタル化が進み、
あの頃の良き丸眼鏡率は低下の傾向が続いているようにも感じます。
悲しいことです。
思いが伝わらず、もしかしたら、
丸眼鏡を愛する方に
「分かってねぇ!」
と怒られるかもしれません。
それでも書きました。
なので、
もしこの物語がつまらなければ、
それは作者の力不足です。
ですが――
どうか、丸眼鏡を嫌わないでください。
また、
皆様の推し眼鏡がありましたら、
ぜひ魅力を教えてください。
作者は飛び跳ねて喜びます。
(アンダーリムは有りだと思います)
そして最後に、言わせてください。
俺は丸眼鏡が好きだ!
私の考えた最強の超人を、楽しんでいただけたら幸いです。
文字数 227,000
最終更新日 2026.05.21
登録日 2026.01.20
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