リアルな日常 小説一覧

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摂氏一万度の恋人たち ~3月11日へのプレリュード~

主人公の翔太は、東京から福島に戻った青年。 先輩に誘われて入った消防団。初めて出動した火事場は壮絶な光景が広がっていた。夜空を赤く染める紅蓮の炎。そしてそれと対峙する先輩消防団員。『絶対に炎を消してやる』そんな情熱がそこにはあった。 新人の翔太は、延焼を防ぐべく、隣家に続く建物を壊せと命じられる。だが『壊さないで』との少女の頼みを引き受けて、あろうことか炎に包まれる建物の中に飛び込んでしまう。 一方私生活では、遠距離恋愛していた彼女に別れを告げられていた。意気消沈の翔太だったが、友達に誘われて婚活に行って、そこで出逢った葵という女に心を惹かれてしまう。 葵は夢を持って都会から来た年上の女だった。 少しづつ接近する翔太と葵だが、彼女の過去に深い闇を感じ取る。 こうして様々な出会いや期待、苦悩や葛藤を内に秘めて始まる田舎暮らし。 消防団での懸命な消火活動、連絡の途絶えた元彼女、久しぶりに再会した幼なじみ、愉快な仲間との友情。 大自然を舞台にした四季おりおりの出来事を通じて物語は紡がれていく。 しかしそんな穏やかな日々は長くは続かない。 ある日、真っ赤に染まる西の空を目撃する。そこは世話になった老婆の家がある場所。災害の前に人はあまりにも無力、そこで翔太がとった行為とは…… そして謎の男の出現と共に明らかになる、葵の壮絶な過去…… 立ち向かうのは熱風吹き荒れる火事場。光と爆音、怒号と悲鳴が飛び交うステージ。炎は意志を持って荒れ狂い、男達の熱い情熱と激突する。 大災害の前に人は無力なのか? 果たして彼は、大切な存在を守れるのか…… リアルな日常を切り取った、青春と恋愛の群像物語です。火事場シーンは必見
現代文学 連載中 長編
感想数 0 文字数 113,914 最終更新日 2026.06.02 登録日 2026.05.24
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