「亀井」の検索結果

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概 要  探偵倉科源一郎が、数年前まで交際していたバイオリニスト亀井綾乃の周辺で連続して三件不審な死亡事件が起きた。  倉科が最初に事件を知ったのは、かつての知人三村里香の殺害事件で、亀井綾乃は三村里香の近所に住み、三村里香にビオラを教えていた。 事件の少し前、倉科は三村里香が勤めるクラブで彼女から亀井綾乃の周辺で起きている奇妙な話を聞いた。  その内容は、亀井綾乃の親友であり、四重奏ユニットを組んでいた、福岡在住チェリストの榊江利子、名古屋在住バイオリにストの鈴木正恵が連続して不審な死を遂げたことであった。 三村里香は四重奏のメンバーとは何の関係も無いのが不思議に思えたが……。  探偵学校講師として名古屋出張の際、学生時代からの友人である弁護士の竹橋登から鈴木正恵の不審死について聞かされ、倉科は深い疑いを持った。  弁護士竹橋の依頼で福岡に赴いた倉科は、榊江利子の死に益々疑問を深めた。  福岡は密室殺人と名古屋の件は、偽装事故との疑いを深めるが確証がつかめない。  クラシック業界、音楽大学の闇、南満州鉄道、東トルキスタン独立運動、戦前からの深いつながり等、倉科を迷わせ、翻弄する錯綜した事態の中で、偶然に、推理の糸口が見つかり、解明に向けた倉科の奮闘が始まる。
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小説 185,296 位 / 185,296件 ミステリー 4,159 位 / 4,159件
文字数 128,812 最終更新日 2021.03.25 登録日 2020.09.07
6月上旬の土曜日。七文字高校吹奏楽部の定期演奏会は成功裏に終了した。翌日は日曜日という事もあって、めったにできない部員同士の夜更かしを楽しんでいた。ボードゲームを楽しむグループやお気に入りのプチプラコスメの話に興じるグループが居る中、ユーフォニアム担当の高城いちかは、自分には縁遠いと思っている「コイバナ」をするグループに入っていた。そのグループの一人・木村くるみは保育園に居た頃の、少し不思議な男の子の話を始める。その男の子「たいきくん」が弾いてくれたピアノ曲の事、他人の感情を不思議な表現で言い表すこと、小学校に上がってすぐの夏休みに千葉に引っ越してしまったこと、そしてその時に貰った「文章のない手紙」のこと。異なる2色の緑で塗りこめられたその手紙には、どんな意味があるのか。いちかは同級生の亀井みほなや石塚秀章、そして中学の頃からの腐れ縁・柳澤秋太郎を巻き込んで手紙に込められた意味を探ろうとする。
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小説 185,296 位 / 185,296件 キャラ文芸 4,360 位 / 4,360件
文字数 84,361 最終更新日 2023.12.31 登録日 2023.12.31
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