「sorairo」の検索結果
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天が人に与えた力『魔術』。
その力は永い人類史の影で、幾度となく戦争を引き起こして来た。
数千年を超える時を経て尚続く『魔術師』達の戦いが、一人の少年によって転換点を迎えようとしていた。
少年とその仲間達が辿った激闘の軌跡を綴る現代魔術譚、開幕────
セクション1『魔術学園2046篇』
異空間に構成された『魔術都市・東京』に存在する、現代の魔術師養成機関『国立東帝魔術学園』。新たに入学した少年春川 日向は、思惑渦巻くその場所で次世代の魔術師達との戦いに身を投じる事になる。
そして彼等を狙い、ある『魔術結社』もまた動き出そうとしていた────
※この物語はフィクションです。実在する人物・団体・宗教・国家とは一切関係ありません。
「小説家になろう」様、「ハーメルン」様、「カクヨム」様にもマルチ投稿しています。
Twitter開設しました。
https://twitter.com/sorairoharuka_W
文字数 317,074
最終更新日 2023.05.04
登録日 2022.05.15
あなたに殺して欲しいーーー
魔物討伐の折に大ケガをしたラウ・ファン・アスは、快癒を機に久しぶりに酒場に姿を現した。氷雪の魔物退治に出て死んだとされていた彼の登場に酒場は沸き、ラウも久しぶりの酒の味を味わった。
しばらくすると、酒場に似つかわしくない子どもが一人、ひょこりと入り込んでラウのそばで止まった。訝しむラウに、子どもはようやく見つけたと破顔した。
氷雪の魔物から助けてもらったと言う子どもに、ラウは覚えがなかったが、記憶を巡らせようやく思い出す。
豊かな銀の毛並みを逆立て、低く哭くように唸っていた。火がついたような色なのに、怯えと哀しみと驚愕が混在した翠の目をした子狼を。
思い出したラウに、子どもは言う。
ラウのケガは、氷雪の魔物の毒が抜けないと治らない。恩返しにラウに埋まる毒を中和する、と。
そう気合に満ちた顔を向け、子どもはそれで……、と笑顔で続けた。
「体が治ったら、僕を殺してください」
文字数 80,641
最終更新日 2025.10.14
登録日 2020.08.16
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