「1984」の検索結果

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ライト文芸 完結 長編
「見失っても、また見つけられる。時間は巻き戻るから――」 1984年のヒット曲『タイム・アフター・タイム』の調べに導かれ、人々が時空を超えて「大切な誰か」と再会する三つの物語。 第一部は、現代の赤羽に住む中学生・甘夏とハッサク。初期型ウォークマンを手に取った瞬間、二人は1984年の赤羽台団地へと転移する。そこは甘夏にとって亡き母が生きている「赦しの場所」だった。しかし、ハッサクは元の世界にいない妹への贖罪のため、帰還を願う。別れの夜、甘夏がハッサクに託した「冷たいキス」が、42年後の再会を約束する。 第二部は、2026年から1984年の老舗旅館「時雨庵」に転移した黒猫のクロ。人間(翔馬)の姿になった彼は、若き日の店主夫妻・真白と洋平の恋を見守ることになる。未来から来た「大女将」の意識が宿る白猫のユキと共に、歴史の綻びを修正しながらも、クロは切ない別れと再生の道を選ぶ。猫と人間の境界を超えた、究極の「メラコメ」ストーリー。 第三部は、2018年の女子大生・美玲。亡き父・タカシの遺品であるウォークマンを聴き、1984年の若き日の父母に出会う。母・めぐみが自分以外の誰かと恋をしている現実に焦る美玲だが、父との交流を通じ、ある「命を繋ぐ約束」を交わす。それは、父が未来で病に倒れる運命を書き換えるための、唯一の希望だった。 不自由で、タバコ臭くて、でも温かいアナログな1984年。三つの時間旅行を通じて、登場人物たちは「後悔」を「希望」へと昇華させていく。失ったはずの誰かに、もう一度会いたくなる連作短編集。 ※表紙画像の作成に、生成AI(にじ・ジャーニー)を使用しています。
大賞ポイント 3pt
文字数 97,555 最終更新日 2026.04.09 登録日 2026.04.09
現代文学 完結 長編
呉谷美子は仕事の帰り道、公園で鳴いている仔猫を見つける。 美子は自宅で飼ってもよいかと夫に訊ねるが、彼は大の動物嫌いだったために断念する。 後日、公園に寄った彼女はそこで猫に餌やりをしている女と出会う。 ここにいた仔猫を知らないかと訊くと、カラスに襲われて死んだと言う。 その現場を知っていたことから女は仔猫を見殺しにしたのだと思った美子は、彼女に対して敵意を向ける。 だが女はある意外な事実を告げた――。 1匹の猫の死が、やがて区のちいき課を務める夫・幸治や近隣住民を巻き込む大事件へと発展する。 人間と動物のあり方を考える長編です。
大賞ポイント 1pt
文字数 133,863 最終更新日 2019.09.09 登録日 2019.06.11
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