さむしんぐ

さむしんぐ

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魔女たちの物語
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小説 184,599 位 / 184,599件 ファンタジー 42,459 位 / 42,459件
文字数 6,832 最終更新日 2023.09.23 登録日 2023.09.23
ファンタジー 連載中 ショートショート
音しかない世界に訪れた。
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小説 184,599 位 / 184,599件 ファンタジー 42,459 位 / 42,459件
文字数 625 最終更新日 2023.07.05 登録日 2023.07.05
中学2年の春、近衛桜は部活の先輩である一(にのまえ)梓のとある秘密を知ってしまう。しかし、その秘密を知ってしまった近衛は興味本位でその秘密に隠された問題に足を踏み入れてしまう。
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小説 184,599 位 / 184,599件 ライト文芸 7,548 位 / 7,548件
文字数 11,799 最終更新日 2021.08.25 登録日 2021.08.13
何かが足りなかった、決定的な何かだ。その何かは歯に詰まる肉の様な気持ち悪さを演出する。だがしかし、不思議なもので、この感触、感覚に出会うのは初めてではないらしい。  今まで確実に何回かは出会っている。思い出すとそれはいつも同じ場面だ。何かが足りなかった時こそ、その言葉を見失った時だった。僕の顔を見て恥じらう君にかける言葉を。  それが分かっていても、解る事はなかった。そして、いつしか、探すのを諦めまた歩み出すのだ。何度も、何度でも、探しては諦めて、探しては、また、同じ場面にまた辿り着く。何が足りないのか、諦めてもまた辿り着くのは何故なのか。  それが知りたくて、君に尋ねた。  だけど君は応えてくれない。僕の言葉など届いてすらいない。何が間違っていたのかすら、応えれないんだ。  僕と君との間にはとても分厚い板がある。その壁がどうして何で在るのか、僕にはわからないんだ。ただ、何度も巡る場面の中で、その答えを見つける方法はわかった。  多分、あの足りない何かを知る事が出来たら。多分、その足りない何かを言葉にする事が可能なら。また、隔てなく、他愛なく、君と駄弁る事が許されるのだろう。  不思議なものだ、そこまでわかっていて、答えに辿り着けない。その答えを知っているはずの君は、何故壁の向こう側にいるのだろう。知ろうとすればするほど、何かを、大切な何かを思い出せる気がする。しかし、思い出せば想うほど、込み上げてくる何かは何だ。  僕らはいつから、壁を作り始めていたのだろうか。  
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小説 184,599 位 / 184,599件 恋愛 56,106 位 / 56,106件
文字数 2,793 最終更新日 2021.08.10 登録日 2021.08.10
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