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冴えないおっさんによる、怪異によって引き起こされる事件・事故を調査解決していくお話。そして、怪異のお悩み解決譚。(※人怖、ダーク要素強め)
徐々に明かされる、人間×怪異の異類婚姻譚です。
【あらすじ】
大学構内掲示板に貼られていたアルバイト募集の紙。平凡な大学生、久保は時給のよさに惹かれてそのアルバイトを始める。
雇い主であるくたびれた中年、見藤(けんどう)と、頻繁に遊びに訪れる長身美人の霧子。この二人の関係性に疑問を抱きつつも、平凡なアルバイト生活を送っていた。
ところがある日、いつものようにアルバイト先である見藤の事務所へ向かう途中、久保は迷い家と呼ばれる場所に迷い込んでしまう ――――。そして、それを助けたのは雇い主である見藤だった。
「こういう怪異を相手に専門で仕事をしているものでね」
そう言って彼は困ったように笑ったのだ。
久保が訪れたアルバイト先、それは怪異によって引き起こされる事件や事故の調査・解決、そして怪異からの依頼を請け負う、そんな世にも奇妙な事務所だったのだ。
久保はそんな事務所の主――見藤の人生の一幕を垣間見る。
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▼この作品は「小説家になろう」にも投稿しています。
文字数 544,248
最終更新日 2025.10.05
登録日 2024.12.05
「もう耐えられない……。 追放されて自由になるわ!」
聖女シャリアは過労の果てに決意した。
癒しの力を酷使され、不眠不休で搾取されるだけの人生。奉仕の精神は尊く、聖女は奉仕たれ。教会の教えを信じてきた。しかし、体と精神は限界寸前……。
「追放されれば、この無休労働から解放される……!」
シャリアは少しずつ悪事(?)を重ねるが、どういう訳か聖女としての名声は高まるばかり。さらには、聖女の頂点――大聖女が癒すべき、瘴気を自らが癒してしまう。
その結果【大聖女の立場を脅かす者】として断罪されそうになり――。しかし! 寡黙だが、シャリアを一途に守る護衛騎士・ガルヴィンが彼女の潔白を証明しようとして……!?
「困ります……!!」
追放されたい聖女と寡黙な護衛騎士の両片思い。
シャリアは無事に追放され、スローライフを手に入れることはできるのか――。
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
文字数 13,434
最終更新日 2025.06.20
登録日 2025.06.17
師走男と正月女 ―― それは地方に今も伝わる風習。
心待にしていた冬休み、高校生の「彼女」
母方の実家は地方で小規模な宿泊施設を営んでおり、毎年その手伝いのため年末年始は帰省することになっている。「彼女」は手伝いをこなしつつではあるものの、少しだけ羽を伸ばしていた。
そんな折、若い男女が宿泊していることを知る。こんな田舎の宿に、それもわざわざ年末年始に宿泊するなんて、とどこか不思議に思いながらも正月を迎える。
―― すると、曾祖母が亡くなったとの一報を受け、賑やかな正月の雰囲気は一変。そこで目にする、不思議な風習。その時に起こる奇妙な出来事。
「彼女」は一体、何を視たのか ――。
文字数 6,746
最終更新日 2025.01.01
登録日 2024.12.31
外部URL(小説家になろうリンク)作品です。ネトコン13入賞、書籍化進行中!
【三章迄完結】
「分かりましたわ! これは契約結婚! こちらの小さなお姫様を私にお守りするようにと仰せですのね」
ちょっと天然、快活令嬢の継母ライフが幕を開ける。
巷で流行りの婚約破棄。リリーも例外ではなかった。家柄、剣と共に生きる彼女は「女性らしさ」に欠けるという理由から、婚約破棄を突き付けられる。
リリーの手は研鑽の証である、肉刺や擦り傷がある。それを隠すため、いつもレースの手袋をしていた。それを恥じたこともなければ、婚約破棄を悲しむほど脆弱ではない。だが、名門令嬢と異なり、家のお役目柄、日々研鑽に励んできたリリー。そこで婚約破棄を受けた「行き遅れた令嬢」こればかりはどうしようもない、新たなお相手はいないだろうと諦めていた。
しかし、そこへ辺境伯から婚約の申し出が――。辺境伯には娘がいた。リリーは継子、辺境伯との絆を徐々に深めていく。
恋愛あり、貴族の陰謀あり、ドタバタ狩猟大会の先にあるものは!?
2025/9/30
当作品の短編版が「小説家になろう」様にて開催、第13回ネット小説大賞にて入賞しました。
ありがとうございます!!
登録日 2025.09.30
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