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小さな棘が刺さったまま生きる人たちの、
ささやかな一日の話。
大学2年の真緒は、女友達の修羅場に付き合わされ、
思いがけず昔の記憶と再会する。
異母姉から譲り受けた薔薇の刺繍のハンカチ。
繊細なレースと小さな棘を持つその布には、
姉がずっと秘めていた想いが静かに刻まれていた。
誰もが小さな棘を抜けないまま、それでも日々をやり過ごしている。
胸にちくりと刺さったまま抜けない棘を抱えた人たちの、
小さくてやさしい物語です。
文字数 7,528
最終更新日 2026.05.24
登録日 2026.05.24
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