夜凪蒼

夜凪蒼

夜凪蒼です。悪役令嬢の物語を書いています。破滅フラグも、政略結婚も、ちょっと笑えてちゃんと泣ける話も、シリアス展開も全部好き。今日もどこかの令嬢の運命を、一緒に変えにいきましょう。
29 12
ファンタジー 完結 長編
悪役令嬢オフィーリア・マリオネットは、断罪の瞬間に気づいた。 ——自分の体が、自分の意志で動いていない。 前世の記憶がある。人見繭子、二十六歳。人形作家。球体関節人形を作っていた。乙女ゲーム『糸と薔薇のカデンツァ』の悪役令嬢に転生して、社交界で嫌がらせをしていた——と思っていた。 違う。嫌がらせをしていたのは「私」ではない。私の体を誰かが操っていた。 断罪の場で、オフィーリアは見た。自分の指先から伸びる、見えない糸を。その糸は——一人の男に繋がっていた。 「ようやく気づいたかい、お嬢さん」 人形師クロード・フィル。銀髪に紫の目。美しく不気味な笑みを浮かべる男。 「お前は俺の人形だ。生まれた時からずっと」 ——嘘だ。嘘であってほしい。 オフィーリアの「悪役令嬢」としての全ての行動は、人形師に操られた結果だった。自分の意志ではなかった。断罪されたのは、操り人形の「演技」だった。 糸を切るために。自分を取り戻すために。オフィーリアは人形師と対峙する。 --- ※本作は『小説家になろう』『カクヨム』にも掲載しています。
24h.ポイント 21pt
小説 25,164 位 / 227,834件 ファンタジー 3,837 位 / 52,963件
文字数 77,187 最終更新日 2026.07.24 登録日 2026.07.24
恋愛 完結 長編
悪役令嬢ベアトリーチェ・ストラテーガは、断罪の場で微笑んでいた。 「全て計算通りですわ」 ——嘘である。何も計算していなかった。前世の記憶のせいで笑ってしまっただけ。 前世は早乙女律、二十九歳。防衛省のシンクタンク研究員。戦略分析と地政学が専門。乙女ゲーム『覇道の薔薇』の悪役令嬢に転生したが、社交界より国際情勢——もとい、諸国間の力学のほうが気になって仕方がなかった。 断罪されたベアトリーチェは、社交界を追われて行き場を失う。そこに現れたのが、辺境領の軍師。 「あなたの頭脳を買いたい。辺境伯の参謀として働かないか」 ディルク・ヴォルフ。三十歳。辺境伯家の軍師。銀縁眼鏡に切れ長の目。冷徹で計算高いが、戦略談義になると少年のように目が光る。 辺境は隣国との紛争地帯。外交、内政、軍事——全てが綱渡り。前世の戦略知識が火を噴く。 「この局面、ゲーム理論で言えばナッシュ均衡を崩す手が——いえ、均衡を崩す戦略がありますわ」 「……何者だ、お前は」 「元悪役令嬢ですわ」 --- ※本作は『小説家になろう』『カクヨム』にも掲載しています。
24h.ポイント 205pt
小説 6,579 位 / 227,834件 恋愛 3,007 位 / 66,248件
文字数 239,674 最終更新日 2026.07.24 登録日 2026.07.24
恋愛 完結 長編
社交界の嫌われ者、侯爵令嬢リーゼロッテ。「氷の令嬢」と陰口を叩かれ、とうとう実家からも持て余されて、辺境の廃神殿の管理人に放りこまれた。神は実在し、奇跡を起こすのが当たり前のこの国で、彼女の狙いはひとつ――「神頼みで、詰んだ人生をまるごとひっくり返してもらう」。 ところが神殿に足を踏み入れた瞬間、ご本尊が空から彼女の頭上に落ちてきた。自称・全知全能の暁の女神セレス。なのにドアも開けられず、空腹で動けず、奇跡のひとつも起こせないポンコツである。頼りたいのに頼りにならない。それどころか、世話を焼くハメになる。 参拝者を集め、神殿を立て直し、ヤラセの奇跡を演出し、監視役の堅物まで巻き込んで――けれど信仰が戻るほど、女神は神に戻り、天へと近づいていく。利用するつもりだった女神を、手放したくなくなっている自分に気づいたとき、リーゼはひとつの選択をする。笑えて、ちょっと泣ける、女神と令嬢の同居譚。 ※本作は『小説家になろう』『カクヨム』にも掲載しています。
24h.ポイント 14pt
小説 30,339 位 / 227,834件 恋愛 13,019 位 / 66,248件
文字数 56,968 最終更新日 2026.07.11 登録日 2026.07.11
恋愛 連載中 長編
悪役令嬢クロエ・ド・サヴァランは、断罪の場で食レポを始めた。 わざとではない。婚約破棄の口上より、会場に並んだテリーヌの火入れのほうが気になっただけ。 「……この脂の溶け方、完璧ですわ。87点」 前世は神谷澄香、28歳。食品メーカーの商品開発研究員で、週末は覆面食レポブロガー「点付けのS」。乙女ゲーム『スプーン一杯の恋』の悪役令嬢に転生し、夜会の料理に容赦ない点数をつけていたら「高慢な令嬢」として断罪されてしまう。 公爵家を出て下町の食堂に転がり込んだクロエは、辛口食レポで店を立て直し、宮廷を追われた天才料理人と出会い、気づけば王国の食文化を変える渦の中心に。問題は——本人に革命の自覚がまったくないこと。 「お嬢様、また点をつけていますね」 「つけていません。記録しているだけですわ」 辛口の点数は、最大の応援。美味しいは、嘘をつかない——王都グルメ改革コメディ、開幕。 ※本作は『小説家になろう』『カクヨム』にも掲載しています。
24h.ポイント 14pt
小説 30,339 位 / 227,834件 恋愛 13,019 位 / 66,248件
文字数 91,183 最終更新日 2026.06.21 登録日 2026.06.21
恋愛 連載中 長編
公爵令嬢セリーヌには前世の記憶がある。ここは乙女ゲームの世界で、自分は卒業の夜に断罪され王都を追われる悪役令嬢だ。だがセリーヌに言わせれば断罪は破滅ではなく「出口」。婚約破棄と追放さえ済めば、息苦しい王太子妃ルートから解放されて辺境でのんびり暮らせる。だから計画はただひとつ、予定通り盛大に断罪してもらうこと。せっせと嫌われておく——はずが、婚約者の王太子リオネルは、なぜか彼女のガチ推しだった。塩対応すれば「尊い」と観察日記に書き留め、悪事は勝手に美談へ変換する。推され度が上がるほど断罪は遠のいていく。断罪されたい令嬢と、推すのをやめない王太子の空回りラブコメ。※本作は『カクヨム』『小説家になろう』にも掲載しています。
24h.ポイント 35pt
小説 19,637 位 / 227,834件 恋愛 8,540 位 / 66,248件
文字数 76,726 最終更新日 2026.06.19 登録日 2026.06.19
恋愛 完結 長編
悪役令嬢シャルロッテは追放された。辺境の村に放り出され、途方に暮れる彼女が出会ったのは——たくさんの蜂。 普通なら逃げる。でも逃げなかった。前世は養蜂家の娘。蜂の扱い方は、体が覚えている。しかも前世から、なぜか蜂に好かれる体質だった。 村の端に放置された養蜂場を引き継ぎ、シャルロッテの田舎スローライフが始まる。蜂蜜を採って、村に売って、たまに隣の養蜂家のおじいさんに怒られて。 問題は、そのおじいさんの孫・ニクラスが、無口すぎて表情のない青年だということ。蜂を見るときだけ目が優しくなる彼は、蜂蜜の味で花の種類を当ててしまう。そして想いを伝えるとき、言葉の代わりに、一年かけて育てた蜂蜜を一瓶だけ差し出してくる。 王宮には戻りません。ここの蜂蜜が、世界でいちばん甘いので。 ※本作は『小説家になろう』『カクヨム』にも掲載しています。
24h.ポイント 14pt
小説 30,361 位 / 227,834件 恋愛 13,050 位 / 66,248件
文字数 49,542 最終更新日 2026.06.18 登録日 2026.06.18
恋愛 完結 長編
断罪されてから数十年。元悪役令嬢レナ・フォン・アシュレイ(転生前の名:松子)は、追放された辺境でいつのまにか老婆になっていた。 農村の人々に「レナばあさん」と呼ばれ、日向ぼっこと昼寝を愛する悠々自適な老後。乙女ゲームの記憶も悪役令嬢の野望もすっかり霞んで、それでも案外、悪くない暮らしだった。 そんなある日、レナが床に伏しているという噂が広まった。すると——かつての断罪に関わった人物たちが、全員老人になって謝りに来た。「死ぬ前に、謝らなければ」と。 レナの本音:「もういいのよ。昔の話でしょ」 だが老人たちは次々と訪れ——そして次々と、レナより先に逝く。見送られるはずだった老婆が、全員を見送ることになった。 ※本作は「小説家になろう」「カクヨム」にも掲載しています。
24h.ポイント 284pt
小説 4,713 位 / 227,834件 恋愛 2,371 位 / 66,248件
文字数 62,976 最終更新日 2026.06.17 登録日 2026.06.17
恋愛 完結 長編
「お前との婚約は破棄する。代わりに、辺境のルクセン子爵家に嫁げ」 断罪の場でそう告げられた悪役令嬢ヴィオレッタ。けれど彼女には前世の記憶があった——三浦はな、動物が何より大好きなペットショップ店員。社交界より動物が気になって断罪された彼女にとって、動物だらけの辺境はむしろ楽園だった。 嫁ぎ先の領主ノア・ルクセンは、無口で無愛想、社交界では「変人」と呼ばれる獣医。人より動物を愛する彼と、もふもふを愛する彼女。山羊のお産、懐かない鷹、領地を襲う疫病——前世の知識を武器に動物と向き合ううちに、ふたりの距離は少しずつ縮まっていく。 犬も猫も馬も羊も鷹もウサギも。もふもふ満載、辺境スローライフ風ラブコメ。 ※本作は『小説家になろう』『カクヨム』にも掲載しています。
24h.ポイント 99pt
小説 10,642 位 / 227,834件 恋愛 4,799 位 / 66,248件
文字数 72,068 最終更新日 2026.06.16 登録日 2026.06.16
恋愛 完結 長編
推しが実在する世界に転生した。ガチ恋じゃない。ただの、全力オタクです。——嘘です。 騎士団訓練場の石塀の上で、悪役令嬢セラフィーナの内心は叫んでいた。 (推しが!!!訓練してる!!!逆手斬りのフォームが前回より0.3秒速い!!!尊い!!!) 前世は乙女ゲーム『月光の騎士団』のレオンハルトを7年間推し続けた重度のオタク。SSを書き、考察ブログを運営し、布教アカウントを育てていた。転生した先は推しが実在する世界——しかも悪役令嬢。しかも推しの婚約者。 破滅回避? いいえ、推し活です。 推しの好物のサブレを焼き、推しの敵を裏で排除し、推しが風邪をひけば薬草茶を届ける。推し活が忙しすぎて悪事をする暇がない。 ガチ恋じゃない。オタクとして推しているだけ。 ——のはずだったのに。 「俺のことを一番知っているのは、お前だろう」 推しに見つかった。 ※本作は「小説家になろう」「カクヨム」にも掲載しています。
24h.ポイント 823pt
小説 1,652 位 / 227,834件 恋愛 947 位 / 66,248件
文字数 73,284 最終更新日 2026.06.15 登録日 2026.06.15
29 12